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バイリンガルへの道 
2012/07/20(Fri)
ある日、

日本語の本の読み聞かせがだめならと、

音読をさせることを思いついた。



はじめは、絵本のひらがなの拾い読みだった。



毎日少しずつコツコツと続けるうちに、

じょじょに読めるようになっていった。



学齢に達すると、週に一度、

日本人補習校にも通わせた。



音読と補習校は、五年生で卒業させたが、

それ以降は、日本領事館から支給される日本語の各教科の教科書で、

国語、算数、理科、社会の勉強をはじめた。



ユイン本人は、かなりいやがっているものの、

夕食後のお勉強タイム、

わたしにとってはかけがえのない時間となっている。



少しの時間であっても、

毎日の積み重ねは大きい。



気がつくと、

ユインとわたしとの会話は、

いつしか日本語に変わっていた。



バイリンガルへの道は容易じゃあない。

でも、道がないわけじゃあない。



お母さんといっしょにぼつぼつ行こう。

なあ、ユイン……。



お母さんも、英語ぼつぼつがんばるからね。






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名前、そんなバカな!
2012/07/20(Fri)
ユインが生まれて、

一年、

いや、二年くらいはたっていた

ある日……。



とうとつに、

イアンが言うのである。



「まちがってたよぉ」



「ふーん、何が……」



「なんかしっくりこないなあとは、ずっと思ってたんだけどさあ。

ユインの名前だよ、名前」




「ユインの名前って、いったい何なの、それ……」







思えば、ユインの名前にかんしてはいろいろあった。

そして、今もまだ、終わってはいない……。






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まずは、イアン 
2012/07/20(Fri)
イアンがはじめて

自分の姓名を名のったとき、

素直にすてきな名前だと思った。



その当時、

もう最盛期はとおりこしていたが、

世界的に人気のあったイギリスのポップアイドルグループ「ベイシティーローラーズ」

イアン・ミッチェルの名前が思いうかんだ。

その上、苗字の方は、ハリウッドの二枚めオスカー男優と同じだった。



そこで、



「イアン・ミッチェルと同じ名前ですね」



と、言うと、

今は、わが夫のイアン、

へっという顔をした。



ベイシティーローラーズというポップグループの名前は知っていても、

そのメンバーの名前までは知らなかったらしい。



それに、



わたしはわたしで、

そのときはまだ、

「イアン」という名前が掃いて捨てるほどある

ごくごくありふれた名前であることを知らなかった。



それでも、

日本では犬の代表的な名前にまでなっている

「ジョン」ほどありふれてはいないでしょう?



いえいえ、それが、



実は……、



「イアン」は、「ジョン」だったのです!






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今もって、謎 
2012/07/20(Fri)
メル・ギブソン主演監督の映画「ブレイブハート」(1995年製作)、

ご存知ですか?



イングランドからの独立を勝ちとるために戦った

スコットランドの伝説的英雄ウイリアム・ウォレスを主人公にしたオスカー受賞作である。



(余談、メル・ギブソンは、オーストラリア人。

にもかかわらず、「ブレイブハート」のウイリアム・ウォレス役の英語は、

スコットランド人が聞いても、ネイティブと思うほどのみごとなスコットランド訛りなんですって。

スコットランド人のイアンも、びっくり仰天!)



さてと、話をもどして、

その映画の中に、

ヘミッシュという名前のウォレスの幼なじみが登場する。



その「へミッシュ」

スコットランドの名前なんだそうである。



そして、

その同じ名前が、

イングランドでは、「ジェームズ」なのだそうである。



ちなみに、

イアンの兄の公文書での名前は、「ジェームズ」



けれども、

親戚縁者、友人のみんなが「ヘミッシュ」と呼び、

本人も、「ヘミッシュ」と名のっている。



ということを説明するついでに、



イアンは、

自分自身の名前についても説明した。



「『イアン』っていうのは、スコットランドの名前なんだ。

イングランドでは、『ジョン』ってことになる」




しかし、いったい、

どこがどうなると、



「ヘミッシュ」が「ジェームズ」に、

「イアン」「ジョン」になるのか。



わたしにとっては、今もって、大いなる謎なんですけど……。






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読めないって 
2012/07/20(Fri)
日本に里帰りをする飛行機のチケットを予約をするために、

ロンドンにある日本の旅行社に電話をかけた。



電話のむこうで旅行社の方の声、



「はい、では、ご主人のお名前のつづりお願いできますか?」



「I・A・I・Nです」



「……」



と、ちょっと間があってから、



「あの、イアンさまですね」



「はい、I・A・I・Nです」



「あの、I・A・Nさまでは……?」



「はあ、うちのは、スコットランドつづりなもので……」



それから、しばし、

「イアン」は「ジョン」の名前談義に花が咲くのであった。



もともとのスコットランドの「イアン」のつづりは、Iain

イングランド名では、John「ジョン」なのである。



ところが、

英名で「ジョン」といえば、

日本名でいうなら、「太郎」



男性の代名詞になりそうなくらいありふれているので、

「ジョン」のスコットランドバージョン、

「イアン」という名を聞いたとき、

イングランド人たちの耳には、同じ「ジョン」でも新鮮にひびいたにちがない。



以来、イングランドにも「イアン」という名前が広まった。



けれども、

「Iain」ではとても「イアン」とは読めないので、

「Ian」とつづり、

イングランドでは、そのつづりのほうが定着した。



「……というわけらしいですよ。

『Iain』で『イアン』と読めって方がむちゃですよねえ。

うふふっ」




って、

ロンドンくんだりまで長距離電話をして、

それも、お仕事中の旅行社の人相手に、

わたしはいったい何をだべってるんでしょうねえ~。






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