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スカイ島ドライブとオールドマンオブストア
2012/10/03(Wed)
スコットランド歩きの
5日めは、終日の雨。


ですが、ともかく、
ハイランド地方の宝石とも称される
海辺のリゾート、プロクトン(Plockton)の村へ。


ぽかぽか陽気なら潮風に吹かれ、
海辺の風景をながめながら
お昼といきたいところなんですが、


何せ一歩でも車の外へ出ようものなら
ぐしょぬれになってしまうほどの豪雨なもので、
海辺の景色も窓ガラスも白くけむる車中でお昼。


その後は、水しぶきをあげながら
プロクトンの向かいの半島の突端にある
ストローム城(Strome Castle)の城跡を見に。


まあ、見えないことはなかったですが、
陰惨な雨にそぼぬれる廃墟と化した城跡でした。


という悲惨な1日をすごした夜のこと。


「来がけにこの道は混雑していたから、
帰りはこっちの道を通ることにしよう」



などと言いながら
地図を広げるイアン、
帰宅ルートを書き出しています。


「え~っ! もしかして、明日帰るの~っ?」


「だって、この雨じゃあ、どうしようもないじゃないか」


「えっ。だって、だって、
明日、もう1日いられるのに~」



何年か前に湖水地方に滞在したときも、
救いようのない雨のために、
1日早く切りあげて帰宅したことがあったのですが、


「でも、ここ湖水地方じゃないんだよ~」


湖水地方へなら早起きすれば
うちから日帰りできないことはないのですが、
ハイランド地方へは来るだけで1日がかり。


「雨がふれば、いっしょじゃないか」


「まあ、そうだけど~」


歩くどころか、明日もまた、今日のような大雨なら
ドライブしても景色を見ることさえできないのですから。


なもので、祈るような気持ちで、
天気予報の時間を待っていたところ、


「ほら、ほら、ほら~っ!」


明日のお天気は、くもりとにわか雨。


「これなら景色は見えるよ。
だから、明日は、スカイ島をドライブしようよ~」



というわたしの懇願で、ハイランド地方最終日は、
スカイ島へドライブに出かけることになったのでした。


ところが、朝起きたときにはお日さまが照っていたので、
ウォーキングブーツも車に積み込んで出発したのでしたが、


スカイブリッジをわたるころには、
かき曇った灰色の空から小雨が……。


まあ、でも、いいや~。昨日の大雨にくらべれば。
それに、何よりもう1日、
スコットランドにいられることになったんだから~。


わたしのそんな思いをスコットランドの空が
聞き届けてくれたのでしょうか?


な~んてことはあるはずもなく、
これもスコットランドの空の
いつもの気まぐれなのでしょうが、


スカイ島の行く手の空が明るみをまし、

P1070544z.jpg

低くたれ込めていた雲が
じょじょにほどけはじめたのでした。

P1070549z.jpg

お日さまが照っていると、
スカイ島の景色はほんとうにきれい。
おだやかな風景にいだかれ心まで広々としてきます。

P1070577z.jpg

そのうえ、
ハイランド地方にやってきたのに、
今回は、一度も見かけないな~。


と思っていた
ハイランド地方の名物ヒーランクーにも会えました。

P1070589z.jpg

ヒーランクーとは、ハイランドカウ(Highland Cow)のこと。
スコットランドはハイランド地方原産の牛。


さすがハイランド地方の厳冬をすごす牛たち、
豊かな体毛におおわれています。
牝牛にもみごとな角が生えていますが、
見かけによらずおとなしいです。

P1070588z.jpg

通りがかるほとんどの車がとまり、
おりてきた観光客たちがカメラをかまえても
そしらぬ顔。


きっと、こういう状況に慣れているんでしょうね。


さてさて、しばしの写真撮影を終えたわたしたち、
牛たちに別れを告げてさらに内陸へと車を進めます。

P1070604z.jpg

この道路案内も、ハイランド地方の名物。
黄色い文字は、スコットランドの古語ゲール語。
白い文字は英語で表記された地名です。

P1070616z.jpg

この道案内、来た道をふり返って撮ったもの。
わたしたちは一番下のポートリー(Portree)へ向かいます。

P1070606z.jpg

キュイリン山(Cuillin Hills)のSgùrr Alasdairのいただきは、
スカイ島の最高峰992メートル。


(Sgùrr Alasdairの発音は、
こちらのサイトのSgùrr Alasdairの右にある
スピーカーのアイコンをクリック)


ポートリーにやってきたわたしたち。
これは、町の中心の広場。

P1070624z.jpg

ポートリーは、スカイ島では一番大きな町。
観光客も少なくはありません。


町のようすをごらんになりたい方は、
前回、ポートリーを訪れたときのこちらこちらでどうぞ。


前回、出くわしたようなマーケットを
期待していたわけではないのですが、


ランチはポートリーでと計画していたものの、
思いのほかお天気がいいので、町は見て歩かずに、


ポートリーの北方、今日のドライブの目的地である
オールドマンオブストア(The Old Man of Storr)に
向かうことにしました。


はるか彼方に見えてきました。

P1070631z.jpg

オールドマンオブストアの奇岩。

P1070625z.jpg

さすが、スカイ島の名所。
駐車場には車がいっぱい。


もしかの可能性を考えて、
車に積み込んできたウォーキングブーツにはきかえ、
いざ、あの奇岩群のふもとまで。

P1070632z.jpg

青い海と空をへだてる山なみは、
スカイ島に寄りそうようにうかぶラッセイ島(Isle of Raasay)。

P1070636z.jpg

木だちをぬけると、視界が開けて、

P1070642z.jpg

オールドマンオブストアももうすぐ。

P1070643z.jpg

719メールの高みから
向かいのラッセイ島を見おろしています。

IMG_3119z.jpg

ふもとまでは行けますが、
てっぺんまではちょっと……。

P1070660z.jpg

オールドマンオブストアがながめている景色はというと……。

P1070648z.jpg

昔は地つづきだったのになあ~。

P1070657z.jpg

などと、太古の時代に思いをはせているのかも……。

P1070662z.jpg

なんだかここでは、
時間もゆったりと流れているかのようです。


そんなのどかなひとときをすごしたあと、
わたしたちは来がけに東側からふりあおいだ
スカイ島の最高峰キュイリン山(Cuillin Hills)の
西側の姿を見物に出かけることにしました。


ところが、うつり気なスコットランドの空、
霧雨が車の窓ガラスにはりつきはじめたと思ったら、

P1070664z.jpg

来がけには反対側から
くっきりとのぞめたキュイリン山の峰々は、
綿帽子をいただいて。

P1070666z.jpg

ですが、
目の前に天をつくかのように立ちはだかる山々の
足もとから立ちあがる急斜面に目をうばわれて、


「来年は、この山にのぼる計画を立てようか」


と、ぼうぜんとした口調のイアン。


「うん。そうしよう~」


と、うっとりと見えないいただきに思いをはせるわたし。


P1070672z.jpg

スカイ島でも、スコットランドの山々の持つ神秘的な魅力に、
すっかりからめとられてしまったのでありました。


今回のスコットランド滞在中、お天気がすぐれなかったので、
登りたいと予定していた高い山々には、
まったく登れずに最後の日を迎えることになったものの、
登りたい山々のリストに新たな山の名をきざむことになりました。


そして、翌朝には、


「また、来年、会いにくるからね~」


と、あいかわらず霧雨にかすむ
ハイランド地方の山々と再会の約束をかわして、
イングランドのわが家へと帰途についたのでした。






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