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将来の夢
2013/01/17(Thu)
臆病なくせに、
幼いころから、武器、
とくに銃のたぐいが大好きなユイン。


テレビに、
ライフルが映し出されると、


「あれは、カラジニコフだ」


田舎に散歩に出かけたとき、
訓練中の空軍の戦闘機が上空をかすめると、


「あれは、トリネードだ」

P7300032z.jpg
(これは航空ショーで見たハリアーですが)


元兵士の父親の知ったかぶりに、
いたく感心するユインであった。


「ぼく、大きくなったらソールジャー(兵士)になる」


そう言い出したのも、
無理からぬことだった。


ユインは幼いなりに
将来の夢をはぐくんでいた……。


P5220056z.jpg


そんなある日、テレビで、
イギリス陸軍に入隊したばかりの
新米兵士の生活を紹介する
ドキュメンタリー番組を放送していた。


とくに見ようと思ったわけではない。
たまたまかかっていたのだが、
思わずテレビの画面に引きつけられる。


新米兵士は、
上官から言葉をかけられることはない。


怒声をあびせられっぱなしなのである。
ときには、力まかせにロッカーをけりつける
合いの手さえ入る。


テレビカメラを回されていて、
これっ……?


そう感じた視聴者は、
わたしひとりではなかったろう。


希望を抱いて兵士に志願し、
丸刈りになったニキビ顔の新米兵士が、
次々と荷物をまとめて兵舎をたち去っていく。


脱落したのは、
テレビ画面の中の
新米兵士ばかりではなかった。


テレビ画面のこちら側で、
身をこわばらせているユイン。


番組の終了を待っていたかのように、
ぽつりとつぶやいたのであった。


「ぼく、ソールジャー(兵士)になるのやめることにする」


うん。その方がよさそうだね。


でも、


「ねえねえ。イアンちゃん。
イアンちゃんもあんなだったの?」



よく耐えることができたわねえ。


と続けたいところへ、
イアン、


「あんなもんじゃあなかったさ。
ロッカーだったか、机だったか忘れたが、
2階の窓から放り投げてやったことがあったよ」



って、あなた……。


そう、そっちの立場で
番組見てたってわけなのね。






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