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雪景色の散歩コージーアーチ
2013/01/23(Wed)
雪に閉じこめられた週末、
土曜日は、終日、
家にこもってすごしたのですが、


日曜日、
遠出はできなかったものの、
雪景色を見に出かけてきました。


何年か前、
雪の降りつもったあとに出かけたら、
それは静かで美しい雪景色に
出会えた場所があったのです。


その場所というのは、
北東イングランド(North East England)の
ダラム州(County Durham)にある
コージーアーチ(Causey Arch)。


単一のアーチ構造をもつ
石造りのレールウェイブリッジ(railway bridge)で、
現存するなかでは、世界最古。


ただ、レールウェイブリッジと言っても、
蒸気機関車が通っていた橋ではなく、
レールが敷設されたいた橋という意味です。


蒸気機関車が
荷物や人を積んだ貨車や客車を引くようになるまで、
レールの上を運行した貨車や客車を引いていたのは、
馬でした。


コージーアーチを通る
レールの上の荷台を引いていたのも馬。
荷台に満載されていたのは、
イギリスの産業革命を推し進める原動力となった石炭です。


ダラム州の炭鉱からニューキャッスルの工業地帯まで、
石炭を運ぶためにレールウェイが敷かれていたのです。


そのニューキャッスル近郊の村で生まれた
ジョージ・スティーブンソンが馬にかえて、
レールウェイに蒸気機関車を走らせることになりました。


ですが、
それはコージーアーチの建造から
100年ばかりあとのお話。


それを思うと、
田舎の景色の中にひそりとたたずむ
コージーアーチはイギリス史の中でも、
貴重な歴史的建造物と言えそうです。


さて、
駐車場に車を乗り入れてみると、
あたりに、ほかに車の影はなし。


コージーアーチへの
小路へ足を踏み入れても、
人っ子ひとり見あたりません。

P1090362z.jpg

新雪に、
はじめての足あとを残しながら、
コージーアーチを見あげる谷間へと。


前回の雪景色の日にはあった
青空と陽ざしがないのは残念。


それでも、
ひっそりとした雪景色はとってもきれい。

P1090367z.jpg

しんしんと深い
白い静寂をしばらく行くと、
姿のない小鳥たちが
雪のこずえのあいだでさえずり、

P1090368z.jpg

つららのさがった小川も
楽しげな音をたてています。

P1090376z.jpg

雪の上に、
野生動物の足あとが
てんてんとつづいている。


寒さに凍えながら
お腹をすかせて食べものをさがしていたの?


こんな凍える寒さのなかに
息づいている命がある。
同じ景色を共有している命がある。


そして、


前方に……。

P1090372x.jpg

コージーアーチのわきを
のぼっていきます。

P1090382z.jpg

さらに、
谷間を見おろしながら歩いていると、
遠い汽笛が……。


日曜日には、このあたりに、
観光用の蒸気機関車が走っているのですが、
線路の上にも雪が積もっていたので、


てっきり、
冬のあいだは運休なのだ
と思っていたら、

P1090389z.jpg

蒸気機関車が行き過ぎると、
コージーアーチの静寂は、
さらに深まったかのよう。

P1090392z.jpg

のぼってきたのとは反対側から。


馬が引いていたワゴン。

P1090400z.jpg

これに石炭が満載されていたら、
どんなに重かったことか。


そろそろ、
わたしたちの雪景色の散歩も
終わろうとするころ、


先ほどの蒸気機関車のプラットホームから
こちらをうかがっている視線を感じると思ったら、

P1090403z.jpg

「ばいば~い!」

P1090402z.jpg

手をふったら、
ほほ笑んでくれた
と思ったのは目の錯覚……?


ほんのつかのましか、
この地上にとどまっていられない
雪は、


ふだんとはちがった風景を
心の鈴をチリンと鳴らすひとときを
創りだす不思議な力を
宿しているのでありましょう。






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