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湖水地方ウィンダミア
2007/08/29(Wed)
ウィンダミア湖は、
湖水地方の南に位置する南北に細長い湖です。
湖をかこんで、湖水地方では名の知れた町や村が
点在しています。


(湖水地方の町や村、
観光地、ウォーキングについては、
こちらのページからご覧ください)


わたしたち夫婦の1泊したアンブルサイドは、
ウィンダミア湖の北端にあって、
アンブルサイドから細長い湖の東側を南下すると、
湖水地方の交通の要衝(ようしょう)の町ウィンダミア、
湖の遊覧船やフェリーの発着するボウネスがあります。


(ちなみに、ボウネスには、
ピーターラビットの絵本の世界を人形たちで再現した
子供むけのこんなアトラクションも)


西側には、
ピーターラビットの作者ビアトリクス・ポターが描いた
本の原画が展示されているギャラリーのあるホークスヘッド。
さらに、その南のニア・ソーリーには、
ビアトリクス・ポターが暮らした農家ヒルトップがあります。


う~ん。どれにしようか。
よりどりみどりで迷っちゃいますが、


わたしたち、まず、朝一で訪れようと決めていたのは、
15年前に湖水地方へきたときに見ることのできなかった
ヒルトップ……。


とは言え、ヒルトップの開館時間の10:30amには、
けっこう時間があったので、
ウィンダミアの街をぶらついてみることにしました。


やっぱり、地もとでとれる石積みの家々が多いです。
画像正面に見えいているのは、コープのスーパー。











こちら、銀行。



手前のお店は、フィッシュ&チップスのテイクアェイ。



そして、街のはずれまで軒を連ねるのは、B&B(民宿)……。



ほとんどのB&Bの玄関先や窓べには、
「NO VACANCIES(満室)」のふだが出ていました。
さっすが、湖水地方~。


こちらも、B&B。







街をくるくるっと歩いてみたあと、
街のはずれの駐車場にもどったわたしたち、
ビアトリクス・ポターが暮らしたヒルトップのある
ニア・ソーリーへむかうことにしました。


ちょっと遠回りになるのですが、
ウィンダミア湖の南をぐるりとまわって、
対岸側にあるニア・ソーリーへ。


その田舎道の風景は、
15年前にはじめて訪れたときと
ほとんど変わっていないのではと思われました。
当時でも、すでにとっても有名だったヒルトップへは、
日々たくさんの観光客が訪れるにちがいないのに、


観光バスが通れるのかしらん。
もし通れたとしても、
対向車とすれちがうのはいったいどうするのやら。


そんなとてつもない田舎のぐねぐね道が
行けども行けどもつづいていて、
いったいいつになったらたどりつけるのやらと思っていると、


ぽつんぽつんと田舎屋がある中の1軒の前で、
イアンが車をとめて、
「ついたぞ~」と言うので、


ふと、見ると、


ほんとうだ~っ!
ガイドブックにのっていたのと同じ建物が……。
そして、その建物の壁に、
「HILL TOP(ヒルトップ)」と書いてあるではありませんか。


そうか。とうとうやってきたのか~。
胸おどらせて、車をとめ、
ヒルトップと書かれた建物へ入ってみると、



あれれっ……。
そこは、小さなギフトショップなのでした。
ピーターラビット関連のお土産物が、
ところせましとならんでいます。


そして、そのギフトショップで発覚した
衝撃の事実……。


その日が、1992年の8月何日だったかは
きれいさっぱり忘れてしまったけれど、
今でも、忘れはしない。
その日の曜日は、木曜日だったのでありました。


いったい、そんなことってありえるのでしょうか。
週のまん中の木曜日が、よりにもよって、
休館日だったなんてっ……!


ギフトショップで聞いたところによると、
ヒルトップの家の内部には入れないけれども、
庭は、自由に見てまわることができるとのこと。


そうですよね。だって、だれだって、
まさか木曜日がお休みなんて思わないはずで、
木曜日が休館日だとは知らずに訪れる観光客は多いはず。


そして、その観光客たちは、ヒルトップを見るために
わざわざほかには何もないこんなド田舎まで
足を運んできた人々なんですからね。


だから、お庭ぐらいは見ていただきましょう。
そして、ギフトショップはオープンしておいて
お土産物だけは、どっさり買いこんで帰っていただきましょう。
と、まあ、そういうことだったのではないかと……。


というわたしたちは、ギフトショップは素通りして、
固く玄関を閉ざしているヒルトップの正面にある
こじんまりとしたお庭に
ぶらりと足をふみ入れたのでありました。


農家のお庭にしては、いささか小さめかと思われる
そのお庭には、わたしたちと同じ、
木曜日がまさか休館日だとは思いもよらずに
訪れた不運な観光客の方々の姿がちらほら……。


ですが、その方々に、
そこはかとない親近感をおぼえたのは、
どうやら同じ不運にみまわれたお仲間という
だけでなかったのでした。


さっさか先を歩いていくわたしにむかって、
庭の入り口から、


「チョットマッテ~!」


と、イアンがあげた
すっとんきょうな調子の日本語に、


思い思いに庭を見てまわっていた
不運な観光客のみなさんのほとんどが、
顔をあげ、声の方をふり向いたのでありました。


えっ! キョロ、キョロ。
いったい、だれが? という顔つきで、
顔をあげた観光客のみなさんは、
なんとみ~んな日本人……。


わたしのように
イギリス在住の方もあったかとは思うのですが、
日本から遠路はるばる来られていた方々が
ほとんどではなかったのかと……。


それから、早15年の歳月が流れ、
木曜日の借りは木曜日に返すと心に誓ったわけでも
ないのだけれど、


(でも、今は、夏のあいだは、
木曜日も開館していることだけは、
事前にしっかり確認してやって来たのですけれどもね)


何のめぐり合わせか。
奇(く)しくも、今回も、前回と同じ木曜日に
ヒルトップを訪れたわたしたち、


今回は、ぜったいに、閉館なんてことはないと、
ヒルトップの手前にある駐車場の手前にきたときに、
すでに確信したのでありました。


なぜって、
開館時間を数分すぎてはいたのだけれど、
その時点で、すでに駐車場は満ぱい……。


係りの人の指示にしたがって、
駐車場の外の順番待ちの車の列の後方に
ならんだわたしたちなのでありました。


やれやれ……。
どうやら、15年めのヒルトップ見物も、
そうすんなりとは、いかないようでありますね。





(湖水地方の目次のページは、こちら)









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