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ドラキュラ伯爵が上陸した港町ウィットビー
2013/04/29(Mon)
前回ご紹介したノースヨークシャーの北海に面する港町スカボローの北、車で30分ほどの海岸線上にもうひとつ観光名所になっている港町があります。今日は、スカボローを訪れたら合わせて訪れたいその港町ウィットビー(ウィトビー、ホイットビー Whitby)をご紹介します。ウットビーが誇る歴史的遺産は、西暦657年建立という古い歴史を持つ寺院ウィットビー・アビ(Whitby Abbey)。

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北海を見おろす高台に建つウィットビー・アビは9世紀にはヴァイキングの侵略にあい、16世紀には英国国教会を開いたヘンリー8世(エリザベス1世の父親)によって閉鎖、破壊され、第一次世界大戦中にもドイツ軍の攻撃を受けて外壁を残すばかりの廃墟と化しています。けれども、廃墟となってなお、天を指してそびえ建つ寺院の威容は北海を航行する船には幾世紀にも渡ってその位置を示す目印となってきました。

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現在、ウィットビー・アビはイギリスの文化財保護団体イングリッシュ・ヘリテイジの保護管理のもとに一般公開されています。近年、隣接する17世紀の邸宅が資料館としてオープンし、ウィットビー・アビから発掘された遺物や資料などが展示されています。

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ところで、北海や切りたつ崖、その寒々とした風景を背景に建つウィットビー・アビや隣接するセント・メリー教会(St. Mary's Church)の雰囲気に触発されて生まれた世界的に有名な小説があります。

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その小説というのは、1897年出版に出版されたホラー小説の古典「吸血鬼ドラキュラ(Dracula)」。ウィットビーは、ドラキュラ伯爵の乗っていた船が漂着した末にたどり着き、伯爵がイギリスに上陸した地としても知られているのです。「吸血鬼ドラキュラ」の作者ブラム・ストーカー(Bram Stoker)は、ウィットビーの図書館で「ドラキュラ(Dracula)」という名前に出会い、ウィットビーの民話を小説の中に盛り込んで「吸血鬼ドラキュラ」を書きあげたのだそうです。ちょうど、わたしたち一家が訪れた日は、厚い灰色の雲が垂れ込める空模様だったのですが、「吸血鬼ドラキュラ」の小説の世界を彷彿(ほうふつ)とさせる風景に出会えたのだと思えば、不平を鳴らしていてはいけないのかもしれませんね。

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さらに、ウィットビーが生んだ歴史的な偉人に、オーストラリアやニュージーランドの探検やハワイ諸島の発見で知られるキャプテン・クック(Captain Cook 1728-1779)、フルネームは、ジェームズ・クック(James Cook)がいます。クックは、ウィットビー近隣の村の出身なのですが、ウィットビーで船乗りとしての経歴を積み、当時、庶民出身としては破格の出世である英国海軍のキャプテンの地位まで上りつめたのでした。ウィットビーには、その生涯を知ることのできる博物館があり、ウィットビー・アビの建つ入り江をはさんだ対岸の丘の上には、キャプテン・クックの像も建っています。 

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今回は、対岸の丘へは行かなかったので、遠景で失礼。中央がキャプテン・クックの像で、その左手に見えているアーチは、鯨の骨でできたアーチです。


ウィットビー・アビとセント・メリー教会の建つ丘の上から199段の石段を下っていくと、狭い石畳の道の両側に小さなお店が肩を寄せ合うように軒を連ねているシャンブルズ(Shambles)と呼ばれる場所に出ます。「シャンブルズ」とは、普通名詞では、「大混乱している場所、修羅場」という意味。

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たしかに、シャンブルズの通りは、ちょっとのぞいてみたいなとそそられるかわいいお店が目白押しで、お店の中も石畳の通りも観光客だらけ。

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その狭い通りでパーフォーマンスを披露する大道芸人の姿も……。

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キャプテン・クックの時代を思わせる帆船の浮かぶ入り江沿いの通りにも、

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こんな大道芸人の姿がありました。

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「スカボローフェア」の港町スカボローにも負けず劣らず見所の豊富なウィットビー、スカボローを訪れられた際には、ちょっと足を伸ばしてみてくださいね。ところで、いろいろ見所はあるのですが、その中でも、丘の上から見おろすウィットビーの町なみはモザイクのように美しいです。お天気がよければ、もっともっと美しいに違いありません。

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この家なみの風景をジグソーパズルにしてみたらなんて思うのはわたしだけ?






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