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ピーターラビットの家ヒルトップ
2007/09/08(Sat)
実は、今日のタイトル、
「ピーターラビットの生まれた家ヒルトップ」と
したいところだったのでしたが、


ピーターラビットの作者ビアトリクス・ポターは、
「ピーターラビットのおはなし」シリーズで得た収入で、
ヒルトップ(HILL TOP)農場を購入し、
その後さらに、「ピーターラビットのおはなし」シリーズを
描きつぐことになったのでした。


というわけで、今日のお話のタイトルは、
「ピーターラビットおなはし」シリーズににまつわる家ということで、
「ピーターラビットの家ヒルトップ」にしました。


「ピーターラビットおなはし」シリーズの作者
ビアトリクス・ポターについては、こんなホームページがありました。
日本語でも、読むことができます。


さてさて、
15年ぶりに「ヒルトップ(HILL TOP)」への再訪をはたしたわたしたち夫婦。
このギフトショップの入り口をくぐったのでありました。



そして、反対側の出口へくぐりぬけると、



ヒルトップ農場にむかって細長い小道がのびています。



小道ぞいに植えられている植物の中に、
赤く透けるレッドカラント(Redcurrant赤すぐり)の実を見つけました。






その奥から姿をあわらしたヒルトップ農場。



その左手……。



入館時間を書きこんだチケットを持った人々が、
それぞれ自分の時間が来るのを待っています。


わたしたちも、まだしばらく時間があったので、
ヒルトップの正面にある菜園の入り口へ。







ロンドン育ちのビアトリクス・ポターでしたが、
このヒルトップに移り住んでからは、農業にも手をそめたのだそうです。


そろそろ時間なので、
ヒルトップの玄関先へもどることにしました。



ヒルトップの内部は、ビアトリクス・ポターの遺言によって、
ビアトリクス・ポターが生前のときのままの状態で
保存されているのだそうです。


家の中は、写真・ビデオ撮影は禁止だったのですが、
こちらのサイトに、ヒルトップ内部を描いた絵がのせられています。


実際の内部は、当時のほかのイギリスの家同様、
もっと狭くて、ずっと暗い陰気な雰囲気がただよっています。


屋内をあたたかく保つため、天井は低く、窓は小さく、
わたしたちが訪れたお天気のよい日にも、
家の中は、外のお天気がうそのような薄暗さでした。


こんな暗いところで、よく絵本が描けたものだというのが、
わたしの第一印象だったのでしたが、
2階のビアトリクス・ポターの仕事場に入ってみると、
仕事用のライティングデスクは、小さな窓べに寄せられていました。


そして、その窓べには、ビアトリクス・ポターの絵本が開いてあって、
こねこのトムが曲がりくねった坂道を歩いているページなのでしたが、
わたしが、あれっという顔をすると、


その場に居合わせたスタッフの方が、窓を背に絵本を立てて見せてくれました。
すると、絵本の風景と、窓のむこうに見える風景とは、
まるで双子のようにうりふたつなのでした。


このように、ヒルトップの内部には、
あちこちにビアトリクス・ポターの絵本のページが開かれておかれていて、
絵本の世界が、現実の世界にあらわれたような錯覚をおぼえさせるのです。


実際は、まったく反対で、
ビアトリクス・ポターがヒルトップの内外のあちこちを
絵本の中に描きこんだわけなんですけれどもね。


ユインの持っている絵本の中に出てくるドールハウスも、
実際のものが展示されいて、
まるで、そこを舞台に絵本の登場人物(動物)たちが、
今にも、お話の筋を実演してみせてくれそうな気がしました。


今回わたしが、このヒルトップを訪れてみようと思い立つきっかけとなった
映画「ミス・ポッター」の中にも、
かわいい絵本の登場人物(動物)たちがひょうきんな動作で紙面からぬけ出し、
動き出すシーンが出てくるのですが、


まさに、薄暗いヒルトップのあちこちにも、
ビアトリクス・ポターが絵本の中にみごとに描きこんだ
そんな魔法の数々がやどっているのでした。


絵本で世界を魅了したビアトリクス・ポターは、
絵本の出版によって得られた収入で、
ヒルトップはじめ、湖水地方の土地を購入し、
死後は、その財産を自然保護団体ナショナルトラストに寄贈しました。


生涯をとおして愛した湖水地方、
自身が描いた絵本の世界の美しさを、絵本の世界そのままに、
永遠にとどめておきたかったのでしょうね。



ヒルトップをあとにしたわたしたち、
せっかく、ウォーキングブーツも車に積みこんできていたことだし、
午後は、湖水地方の自然の中をウォーキングすることにしました。


そして、出かけたのは、
ビアトリクス・ポターが購入し、今は、ナショナルトラストが所有する
「ターン・ホーズ(Tarn Hows)」という湖とその湖岸。
映画「ミス・ポッター」のロケ地のひとつにもなった湖なのでした。



この湖岸をぐるりと歩いてみたわけなのでしたが、



ウォーキングというよりは、お散歩コース。
ウォーキングブーツはいりませんでした。




「歩くのなら、あの木立のむこうに見えている丘の方がいいよね」


「うん。また来るさ」


ってことは、今日は、もう行かないってこと?
でも、まあ、いっか。また来れば……。


「絶対に、また来ようよね」


「うん。絶対にまた来よう」


肩をならべて遠い丘の景色をながめながら、
誓い合うわたしとイアンなのでありました。


今回の旅は、わたしたちにとって、
これまであまり関心のなかった湖水地方再発見の旅になりました。
そして、これから、再発見した湖水地方の探求の旅が幕をあけそうな、
そんな予感がするのです……。





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