スポンサーサイト
--/--/--(--)
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
この記事のURL | スポンサー広告 | ▲ top
イギリスで手術をうけてみた 1
2007/09/10(Mon)
今回の手術については、長らくご心配をおかけし、
また、たびたびお見舞いのコメントをいただいて、
ありがとうございました。


日課だった散歩は、まだ再開していませんが、
それ以外は、ふだんの日常生活がおくれるようになりました。


今日は、これから手術した脚の創口(きずぐち)にはってある
ドレッシング(dressing、巨大なバンドエイドのようなもの)をはがし、
創口のチェックをしてもらいに行ってきます。


わたしの手術は、命にかかわるような手術でもなく、
病気自体、まったく深刻なものではなかったのですが、
それでも、わたしにとっては、これまでの人生の中で、
はじめての経験だったので、いろいろなことを考えたり、
感じたりしました。


さらに、手術をうけたのが、こちらの病院だったので、
イギリス暮らしに興味をもってこのブログを読みにきてくださるみなさんに、
イギリスでの手術についてお知らせするのもいいのでは思い、
これから少し今回の手術体験談などお伝えしたいと思っています。


まずは、わたしがどうして今回の手術をうけることになったのかについて、
ご存じでない方、もう1度読んでみようと思われる方は、こちらからどうぞ……。

お医者に行きました 1
お医者に行きました 2
銀色の裏打ち
ジンクスって信じますか?



いやあ、ほんとうに、まったく予期しなかった展開になってしまったわけで……。
それまでは、どんな怖いことが書かれているかわかったもんじゃあないと、
ネットサーチなど、とてもできないでいたわたしなのでありましたが、


自分で、手術をうけるかうけないかを決めなければならないことになって、
こりゃあ、やっぱり、「ヴァリコス・ヴェインズ(Varicose Veins)」が
いったいどんな病気なのか、そして、どんな手術をするのかなどについて
情報集めをしないことにはと思ったわけなのでした。


こうして、その後しばらくは、
日本とイギリスのサイトのネットサーチに
時間をついやすことになったのでありました。


その結果、わかったことは、
まず、「ヴァリコス・ヴェインズ(Varicose Veins)」って、
やっぱり、日本語では、「静脈瘤(じょうみゃくりゅう)」でした。


しかも、これは、日本のサイトに書かれていたことなのですが、
軽度もふくめると、なんと~っ!
15歳以上の43%、30歳以上の62%の人々が
わずらっている病気なのだそうですよ。


男女の別なく発病するのですが、
割合としては、女性に多く、年齢に比例してふえていくので、
オバサンと呼ばれるわたしくらいの年齢ともなると、
十中八九もってるってことになるような……。


このブログを読みにきてくださっているみなさんにも、
まあ、ざっと半数くらいの方には発病している
と~っても、ありふれた病気ってわけなのですね。


というところまで読んで、
自分の足もとのスカートやズボンの下が気になってしまった方、
どうぞご確認ください。


静脈瘤になる静脈は、それぞれの脚に2本ずつあります。
1本は、足のつけ根の内側から足首にいたる長い静脈、
そして、残りの1本は、ひざのうしろから足首にいたる静脈。


その道すじにあたりそうな静脈が異様にうき出ていたり、
皮膚の一部が異様な感じにふくれてはいないでしょうか。
あれっ、もしかしてこれかなと思われるふしがあるくらいなら、
たいがい大丈夫です。


明らかに、これは異様だと思われる場合は、ちょっとあやしいですね。
初期は、たいがい痛くもかゆくもないので、
これは、いかにも異様だという見かけで自覚されることの多い
病気なのだそうです。


わたしの場合も、そうでした。
もう、4、5年も前のことです。
いえいえ、もしかすると、
はじめて気づいたのはもっと以前だったかもしれません。


静脈瘤は、心臓にかえるべき血液を重力にさからって
脚の上方へ押しあげるはたらきをしている静脈内の弁が
こわれることによっておこります。
弁が機能しなくなるので、心臓へ送られるべき血液が
こわれた弁より下方の脚の静脈内にたまってしまうのですね。


というわけで、進行していくにしたがって、
静脈が拡大して静脈瘤を形成し、静脈や皮膚がうき出たようになり、
脚が重たい、だるい、うっ血、痛み、かゆみが出てきたり、
こむらがえりがおきやすくなる場合もあるようです。


また、静脈瘤には血栓ができやすく、
大きな血栓ができると激しい痛みをともなったり、
皮膚がやわらかく薄くなるので、出血したりすることも。


わたしの場合は、
皮膚がやわらかくなって熱っぽく感じることはありましたが、
出血したことは、1度もありませんでした。


さらに、病気が進むと、周囲の静脈にも静脈瘤ができ、
脚の表面全体がぼこぼこになったり、
人によっては、足首に見るも恐ろしい
潰瘍(かいよう)ができてしまうこともあるのだそうですよ~。


わたしが手術を決心するにいたった原因のひとつも、
そんなひどい状態の静脈瘤の写真を
あちこちのサイトで目にしたからなのでした。


ま、このように重症になると、
ちょっと怖い静脈瘤ではあるのですが、
くも膜下出血をひきおこす脳の動脈瘤などとはちがって、
たとえとことん進行してしまったとしても、
命にかかわるような病気ではないのだそうです。


ですから、どうしても手術したくないということであれば、
一生手術をせずにすごすことも可能です。
イアンの叔父は、歩くのが不自由なほどの静脈瘤だったそうですが、
生涯手術をすることはなかったとのこと。


ただ、やっかいなことに、妊娠中の静脈瘤をのぞいて、
静脈瘤がよくなるということは、絶対になく、
ゆるやかながら確実に進行していきます。


医療用のストッキングをはいたり、
静脈瘤を形成している静脈に人工的に血栓をつくり、
血の流れをとめて進行をおくらせることは
可能らしいのですけれどもね。


根治するには、静脈瘤になっている静脈を
手術でぬきとってしまう以外ないのだそうです。
近年、レーザーで静脈を焼く方法も模索されているようですが、
サイトによっては、まだ手術ほどの効果、安全性が
確認されていないとのことでした。


さて、これだけの情報がそろったところで、
あなたならどうしますか?


ほうっておいても、命にかかわる病気ではありません。
けれども、年をおって少しずつではありますが、
確実に進行していく病気です。


いさぎよく、手術をうけますか?
それとも、まだうける決心つきませんか?


実は、わたし、まだうける決心つきませんでした。
というわけで、決心がつかないまま、
イアンと15年ぶりの湖水地方へと旅だったのでありました。





スポンサーサイト
この記事のURL | イギリスで手術をうけてみた | ▲ top
| メイン |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。