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イギリスで手術をうけてみた 4
2007/09/13(Thu)
ついに手術をうけると決心して、
気分的にすっきりしたはずのわたし……。


週明けに、
病院へ手術の予約の電話を入れてくれたイアンによると、


「ホリデーへ行くかどうか聞かれてさあ。行くと答えたら、
じゃあ、またホリデーから帰ってきたら連絡くださいだってさ」



とにかく、イギリスの病院、日本とくらべると、
何から何までゆっくりしています。


しかも、夏は、ホリデー(バケーション)シーズン、
たいがいのイギリス人がどこかしらへ出かけるので、
聞いてくれたのでありましょうが、
もしかして、病院の方も、有休をとる人が多くて
スタッフが手薄になっていたのかもしれません。


というわたしたち一家も、その翌週末から、
スコットランドの北西端の島へ、
ホリデーに出かけることになっていたのでした。


(そのようすも、ご紹介せねばと思いつつ長らくお待たせしています。
この手術のお話が終わったら、とりかかる予定です。
今しばらくお待たせしますが、どうかご容赦くださいませ)


ま、とにかく、そういった展開になってしまって、
せっかく、手術をすると決めて、すっきりした気分が、
手術の予約がとれなくて、げんなりしたかと申しますと、


まったく、と~んでもございませ~ん!


やったーっ。
これで、しばらくのあいだ手術はないってわけよね~。
それに、もし永遠にホリデーから帰ってこなかったら、
手術も、永遠にうけないですむってことよね~。


なことあるはずないと自覚しつつ、
おのずと頬がほころんでしまうのはなぜなんでしょうね。




そして、それは、いよいよ、その週末の金曜日には、
スコットランドへ発つことになっていた火曜日のこと。
プルプルプルプルプル……。


電話がなるので、
てっきり、いつも仕事のお昼休みにかけてくる
イアンからの電話だと思って、


「もしも~し」


と、うけたところが、
受話器のむこうは、
息をのんだような沈黙……。


げげっ。
これはしまったしくじった。


「ハ、ハロー?」


あわてて言いなおすと、
とたんに、流ちょうな英語で、


「こちらフリーマンホスピタルの
ヴァスキュラー・センターですが……」



げ~~~っ!
フリーマンホスピタルのヴァスキュラー・センターって、
なんで、わたしが手術をうけることになっている病院の方から
電話なんかかかってくるんですか~っ!?


という大きな疑問で頭、爆発しそうになりながら、


「はい。わたしが、みやこですが……」


と、本人が電話に出ているむねを伝えると、


「あなた、ヴァリコス・ヴェインズ(Varicose Veins静脈瘤)の
手術をうけることになってますね」



「は、は、はいっ。なってます……」


そっかぁ~。
わたしの名まえ、もうウェイティングリストに、
ちゃ~んとのっかっちゃってるんだ。


「それじゃあ、金曜日にうけませんか?」


「えっ!? 金曜日って、今週のですか?」


って、しあさってですよ~。


「そうです。今週の金曜日のがひとつキャンセルになったので、
どうかなと思ってお電話さしあげたわけなんですが」



それはそれは、どうもご親切に。
でも、それって、ちょっと話がちがってて、


「あのう。手術をお願いしようと連絡をとったときに、
ホリデーへ出かける場合は、ホリデーから帰ってから
あらためて連絡をくださいと言われたんですけど」



でもって、わたし、
こう、つけくわえたのでありますね。


「ちょうど、今週の金曜日から、
ホリデーに出かけることになってるんですよ~」



むふふっ。残念でした~っ!
ほかをあたってくださいね~。


ってわけで、きゃっほ~。ラッキー!
と思って、受話器をおいたのでしたが、


でも、もしホリデーから帰ってきたあと、
そのまま知らんぷりして帰ってきてないふりをしていたとしても、
またいつこんな不意打ちの電話がかかってくるかしれたものじゃあない。


ということにも気がついたわけなのでした。げんなり~。
こんなふうに突然電話がかかってきて、
では、明日とか、あさって手術をしますなんて言われるなら、


やっぱり、あらかじめちゃんと予約をとって
手術の日を決めてもらってある方がいいと年貢(ねんぐ)をおさめたわたし、
スコットランドから帰ってくると、まっ先に、
ホリデーから帰ってきたことを病院につたえたのでありました。


そしたら、その場で、
じゃあ、8月30日に予約をとっておきます。
ということになりました。


そして、それは、その翌日のこと、
どっしりと重量感のあるわたしあての封とうがとどいたのでありました。
イアンがニタニタ笑顔で


「開けてみろよ」


と手わたすもんで、
いったいどこから来たのかな。
送り主の名まえがないんだけどなと思って封をきり、
開いたとたんに、フリーマンホスピタルの文字が……。


中からは、手術の説明やら注意書きやら、
書き込まねばならない書類やらが、
まあ、これでもかってほど出てきたのでありました。


でも、まさか、昨日の今日で、こんなものが届くなんて、
とても、イギリスの病院の仕事とは思えな~い。


ぎゃ~ははははっ。
と声には出さないけれど、
おなかの中では大笑いしているイアンを
ギロリっとにらみつけるわたしの心中は、
とほほ……。


そうして、そのあとは、日1日と近づいてくる手術の日を
息をつめる思いで待ったのでありました。
って、まあ、そこまでの緊張感はなかったんですけどね。


それに、毎日、ブログの更新をしているとそのことで頭はいっぱい、
手術後はしばらく家事ができなくなるだろうと思うと、
あれしてこれしてと家の中をばたばたしていたうえに、
前日には、イアンの兄を夕食に招待なんかもしていたので、


あれよあれよというまに、
わたしの手術の前夜はやってきてしまったのでありました。





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