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スコットランドへむけ、いざ出発
2007/10/08(Mon)
わが家のホリデー、出かける先は、たいがい田舎。
それも、ド田舎なもので、車が必需品。
さらに、近くにスーパーなどない自炊のコテージに滞在するので、
車には、着がえのほかに、多量の食料もつみこんで出発します。


お米に、じゃがいも、くだもの各種、ビン詰め、缶詰、
お茶にコーヒー、缶ジュース、お菓子類、
調味料、食用油、洗剤、ラップにキッチンタオルなどなど。


コテージには、おなべや食器類は常備されているのですが、
炊飯器はないので持参します。
そのほか、コテージによっては悲惨な調理ナイフの場合もあるので、
調理ナイフに、さいばしも、必ず、車につみこみます。


ってな具合で、これらのぼう大な荷物の重みでどっしりと
しずみこんだ車にむち打って、8月に入った最初の金曜日に、
スコットランドへむけて出発したわたしたち一家なのでありました。


ルイスとハリス島でコテージを借りることになっているのは、
土曜日の夜から、翌週の土曜日の朝までの1週間なのですが、
なぜに、金曜日に出発したのかというと、


土曜日の早朝に自宅を出れば、
スカイ島
からルイスとハリス島へわたるフェリーの時間に
何とか間に合わないことはなかったのですが、
てへへっ。わが家、早起きが大の苦手なのでして……。


コテージのとってある前日に出発し、
イギリスの最高峰ベンネビス山のお膝元の町
フォートウイリアムのB&B(民宿)に
一泊することにしたのでありました。


フォートウイリアムまでなら、わが家から6時間の道のり、
5年前に訪れたハイランドも少しは見てまわれるだろうという
計画なのでありました。


ところが、北イングランドのわが家を出発したときは、
ぽかぽかと日ざしのあたたかいお天気だったというのに、
スコットランドの山岳地帯ハイランドに入るなり、雨……。


5年前に訪れたときも、滞在した1週間ず~っと、
ほとんど雨のお天気でしたからね。
ハイランドに極上のお天気を期待できないとは
思っていたんですけれど……。


それでも、車が、地元氏族マクドナルド一族の
大虐殺
の悲劇の歴史を秘めるがゆえに「嘆(なげ)きの谷」とも呼ばれる
グレンコー(Glen Coe)
のあたりにさしかかると、
息をのむ雄大な渓谷の景色がわたしたちの目に飛びこんできたのでした。



ちなみに、「グレンコー(Glen Coe)」の「グレン(Glen)」は、
スコットランドの古語ゲール語(ガーリック)で「谷」を意味しています。



行きは走りぬけてしまったのですが、
このあたりに、切りたったピークが3つ連なっているので
三姉妹「スリーシスターズ(Three Sisters)」と呼ばれる峰々があり、
車道ぞいに、その連峰がのぞめる場所があるのです。


実は、どしゃぶりの大雨の日に、その場所からのぞんだ景色が、
わたしがスコットランドを訪れて目にした中で、
1番も印象に残っている景観なのです。


何度か、同じ場所から、雨あがりのお日さまに照らされた
お天気のグレンコーの景色も目にしたのでしたが、
やはり、荘厳で神々(こうごう)しいまでの美しさで
わたしの心を打ったのは、
あわく景色もけむるほどの雨をまとったグレンコー。


目の前の視界を圧するようにせまりくる
どっしりとした峰の先端は、白く深い霧におおいかくされ、
その底から、ヴェールのような雨があちこちの緑の山はだに
うすいカーテンをおろしているのです。


かと思えば、
見あげるばかりの峰のきれつをたどって
どうどうと水音をとどろかせながら水けむりをあげ、
雨を集めた流れが滝となって
緑におおれた広大な絶壁を流れおちていくのです。


人の目を楽しませるというより、
魂をわしづかみにするような崇高さにうたれ、
言葉もなく、この世のものとは思われない景色を
ぼう然とながめるわたしの心はふるえていました。


この場所には神がやどっている……。


その景色の中に、
人間の手のおよばない何かを見せつけられ、
ねじふせられ、魅入られてしまったのでした。



3連峰全部はおさまっていませんが、
帰りに、「スリーシスターズ(Three Sisters)」をのぞめる場所で
イアンが撮った画像です。



やっぱり、帰りも雨でした。
それでも、先の日のような景観をていするほどの
大雨ではありませんでした。
残念……。



ですが、ミッジが出なかったは、ラッキー。
実は、先の日の神々しい景観の中には、
ふ~い、ふ~いと、わたしの天敵のミッジが飛びかっていたのでした。



グレンコーをすぎると、
夜の宿をとってあるフォートウイリアムの町までは、
もうあと少し……。


またも雨になってしまったのは残念だけど、
それでも、グレンコーの雄大な景色に再会をはたすと、
久しぶりに訪れたスコットランドの山岳地帯ハイランド、
この先が、楽しみになってきたわたしなのでありました。





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