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スコティッシュ・ブレックファースト
2007/10/11(Thu)
昨日のお話、スコットランドのB&Bで食べた
「イングリッシュ・ブレックファースト」
の話をしていると、


どうやら、イアン、
スコットランドの伝統的なブレックファーストが
食べたくなったらしく、


「日曜日は、久しぶりに、
ターティースコーンの朝食にしよう~」



と、宣言。


というわけで、先週の日曜日、わが家は、
「スコティッシュ・ブレックファースト」とあいなったのでした。
そこで、今日のお話は、
イアン流の「スコティッシュ・ブレックファースト」のご紹介。


まず、ターティースコーン(Tattie Scone)というのは、こちら……。



一般的な名まえは、ポテトスコーン(Potato Scone)なのですが、
ターティー(Tattie)とはスコットランドの俗語で、ポテトなのでして、
スコットランドでは、もっぱら、ターティースコーン(Tattie Scone)
と呼ばれ、親しまれているとのこと。


ちなみに、アイルランドにも、
同種のポテトスコーンがあるのだそうです。
呼び名の方は、ターティースコーンではないと思うのですが。


さて、このターティースコーン(Tattie Scone)、
わが家のある北イングランドのスーパーでも、手軽に手に入ります。
主要な原材料は、じゃがいもと、つなぎの小麦粉、塩です。
お菓子のスコーンとちがって、甘い味はついていません。


ふつうは、ベーコンやフライドエッグ(目玉焼き)などといっしょに、
フライパンで調理されるのですが、
どっぷりと油を吸ってしまうので、
イアンの調理法は、トースターでトースト……。


お次は、こちら、



四角いから、スクエアーソーセージ(Square Sausage)、
または、ローンソーセージ(Lorne Sausage)と呼ばれる
スコットランド特産のソーセージです。
フライパンに油をしいて、両面焼きます。
焼いていると、けっこうの量の油がしみ出してきます。


だから、そのあとに、
ターティースコーンをフライパンに入れて調理すると、
ソーセージの油脂分がしみて、
ターティースコーンの味わいが一段とますという手はずなのです。
(コレステロールが気になるわが家では、パスですが)


ときに、このパッケージのものは、
「アバディーンアンガス」(食用牛の1種)と書いてあるので
ビーフですが、ソーセージに使用されている肉は、
ポークの場合もあります。


そのほかには、フライドエッグ(目玉焼き)、
それから、これも入れるのかなあと思っていたのですが……。



これ、ベイクトゥビーンズの缶詰です。


ケチャップに似た味つけのしてある煮豆で、
イングリッシュブレックファーストのつけ合せの一品として、
欠かせない存在となっています。


イアンも、スコッチパイを食べるときには、
なべにうつしてあたためたものを、
いつも上からどば~っとかけています。


とはいえ、このベイクトゥビーンズ、
実は、イギリスの伝統的な食べものではなくて、
アメリカから入ってきたものなのだそうです。


ですが、イギリス国内の食べものと相性がよく、
今では、イギリスの一般家庭の常備食ともなっています。


わたしは、お豆のケチャップ味というのがどうもなのでして、
今回、イアンが日曜日の朝ごはんには入れないと言うので、
それはそれでいいのですが、


とりあえず、こういったたぐいのイギリスの朝食には、
たいがいつきもののベイクトゥビーンズ、
ご紹介しておかねばと思いまして……。


ときに、こちらの方々、豆類は、
スープやサラダ、はたまた、煮込み料理など、
甘くない料理に使用されるものという頭があるらしく、


日本のあんこや、甘い煮豆などの存在がげせないとか、
どうにもなじめないとか、異端視されるのを
よく耳にするのでありますが、


じゃあ、この妙に甘いベイクトゥビーンズはどうなのよっ!
と、声を大にして叫びたいわたしなのであります。


というわけで、機会があれば、
このベイクトゥビーンズ、いったいどんな代物なのか、
みなさんも、ぜひ、1度、お試しくださいませね~っ。


リビングにも調理油のよいにおいが
ぷ~んとただよってくると、


「朝ごはん、できたぞ~!」


キッチンから、イアンの声……。
ユインとわたしがテーブルにかけつけると、
ならんでました。



イアン流スコティッシュ・ブレックファースト。


こうばしいスクエアーソーセージと
もちもち感のあるポテトスコーンに、
とろりとしたフライドエッグの黄身がからまって
お口の中に同居する食感とお味がなんとも言えませ~ん。


ただ、食べている最中は、まったくわからないのですが、
難を言えば、食べたあとで、のどの渇きをおぼえること。
ベーコンほどではないと思うのですが、
スクエアーソーセージとポテトスコーンには、
かなりの塩分がふくまれているようなのであります。


(イギリスでも、近年、健康を気づかって、
減塩がささやかれるようになってきたのですが、
食産業全般に浸透するには、まだまだ時間がかかりそうです)


それから、イギリスでは、あたたかい料理を出す場合には、
その料理をあたたかく保つために、
お皿もあたためて出すという心くばりがなされています。


一般家庭やB&B、ホテル、レストランなどの料理の
みんながみんなそうであるかどうかはわからないのですが、
イアンは、オーブンをあたためて、お皿をつっこんでおき、
調理できたものから、そのお皿に入れて、
お皿ごとあつあつの料理をテーブルにはこんできます。


寒い北国のこと、あたたかいということも、
ごちそうの一部だと見なされているわけなのですね。


こんなことも、
わたしがイギリスへ来てはじめて知った
異国の食文化のひとつなのでありました……。





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