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いにしえの寺院ファウンテンズ・アビ
2007/10/30(Tue)
古い寺院の遺跡ねえ~。
けっこう有名なので、その名まえは知っていたのだけれど、
ノースヨークシャーなので、わが家から日帰りできる距離だ
ということも知ってはいたのだけれど……。


絢爛(けんらん)豪華な貴族のお屋敷というわけではなく、
テレビや観光案内のパンフで見かけるかぎりでは、
風雨にさらされ、天井のくずれ落ちた石造りの外壁だけが
何とかありし日の姿をとどめているうらぶれた廃墟(はいきょ)……。
そんなイメージを抱いていたものだから、
以前は、あまり行ってみたいとは思わなかったのでした。


ところが、ある日、テレビのローカルニュースで取りあげられたとき、
ナショナルトラスト
が管理する北イングランドの史跡やお屋敷などの中では、
最多の観光客を集める人気アトラクションなのだというではありませんか。


また、お友だちに聞いたところによると、
日本からのお客さんがあると、
必ず、ファウンテンズ・アビへ案内することにしているのだとか。


となると、わたしのイメージのファウンテンズ・アビと、
実際のファウンテンズ・アビとのあいだには、
かなり大きなギャップがあるということになる……。


そのことが気がかりになりはじめてからは、
そのギャップを埋めるために、
いつかこの目でファウンテンズ・アビをおがんでみなければ
との思いをつのらせていったわけなのでありました。


というわけで、今年の夏休みのあいだに、
出かける計画をたてたものの、大雨のためにお流れに……。
ですが、今回のユインの学校の秋のハーフターム
(学期の中間にある1週間のお休み)に念願かなって、
ファウンテンズ・アビに出かけることができたのでした。


入り口になっているビジターセンターへ到着して
はじめて知ったのですが、
このファウンテンズ・アビ(Fountains Abbey)と
付属するウォーターガーデン(Studley Royal Water Garden)とは、
世界遺産にも指定されているとのこと。


う~む。いやが上にも高まる期待感に胸おどらせて、
その広大な敷地の内部へと足を踏みいれた
わたしたち一家なのでありました。


高台からじょじょにくだっていく小道が
最後のカーブをきったあたりで、視界の先に、
12世紀建立のいにしえの寺院が姿をあらわしてきました。

PA220001a.jpg

じょじょに左へ目を転じていくと、

PA220002a.jpg

寺院正面の入り口が……。

PA220005a.jpg

入り口に立ってみると、

PA220008a.jpg

寺院の奥ゆきの深さに、ぼう然と立ちすくんでしまったわたしたち。
廃墟とはいえ、胸をうつ壮麗さと崇高さがあたりを支配しているのでした。

PA220010a.jpg



このあとは、左手にのびる建物(上から2枚めの画像)の中へ。

PA220013a.jpg

こちらの奥ゆきも、そうとう深くて、
奥へ足を進めていくごとに、
あたりはひっそりとした闇につつまれていくのでした。


はっきりと見わけられるものといっては、
高い窓がフレームになった外の風景……。

PA220016a.jpg

秋色に彩られた木だちが何とも幻想的で、

PA220017a.jpg

夢見心地に誘われるのでした。

PA220018a.jpg

ここでは、いにしえの時がまどろんでいるのかもしれません。

PA220019a.jpg



中庭へ出てみることにしました。

PA220024a.jpg

ちょっとした探検気分……。

PA220027a.jpg

イアンの立っている場所からも、
悠久の時の流れの中でいくどとななくめぐってきた秋の風景が
見わたせるのでした。

PA220028a.jpg

そして、つわものどもが夢のあと……。

PA220025a.jpg



こちらは、中央の中庭。

PA220023a.jpg



PA220049a.jpg

長くのびる回廊をのぞいてみると……。

PA220050a.jpg



PA220042a.jpg



今は、瓦礫(がれき)と化している部分があるとはいえ、

PA220031a.jpg

今に残る建立時の面影をやどしている部分に目がいくと、

PA220038a.jpg

12世紀の建立当時は、どのようなようすであったかと、
想像をかきたてられるのでした。

PA220043a.jpg



PA220048a.jpg

その壮大なスケールにもかかわらず、
自身の威容を誇ることなく、
周囲の自然の息づかいに耳をかたむけながら、
幾世紀にもわたる時の流れの中に、
ひっそりとたたずんできた寺院……。


この寺院には、廃墟となった現在でも、
訪れる人の心に安寧(あんねい)を与える力がある。
そう感じたのは、きっと、わたしだけではないと思います。


寺院の内部と中庭をまわって、
やっぱり、来てよかったと実感したわたしたち一家……。
このあとは、寺院からのびる小道を散策しながら、
ウォーターガーデンへと向かったのでありました。





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