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寺院からウォーターガーデンへ
2007/10/31(Wed)
今日のお話は、昨日のお話、
いにしえの寺院ファウンテンズ・アビ」からつづきます。


寺院をあとにして、
せせらぎぞいの小道を歩きはじめたわたしたち一家。



対岸の緑と紅葉する木々をながめながら、
15分ほど歩いたでしょうか。



ふと、ふり返ると、
背後にしりぞいたファウンテンズ・アビがうすもやにつつまれ、
目の前の木だちが水面(みなも)に合わせ鏡の像をうかべているのでした。







もしかして、




「これが、ウォーター・ガーデン?」


散歩道の先には、
ファウンテンズ・アビとならんで世界遺産に指定されている
スタッドリー・ロイヤル(Studley Royal)と呼ばれる
水の庭園があるはずなのです。


「これじゃなくて、もう少し先だな。
でも、この上に、ながめのいい場所があるみたいだから、
まず、そこへ行ってみるとしよう」



ビジターセンターでもらったガイドマップをおりたたむと、
木々におおわれた小高い丘の小道へと踏みこんでいくイアン。
どんなながめが見られるのかなあと思って、
イアンについていくと、

PA220086a.jpg

枯葉の散りしいた森の中に、
ひっそりとたたずむ胸像(首から上がないので、ほんとの胸像)の向かいに、
「アン・ブリンの座席(Anne Boleyn's Seat)」と呼ばれる
木の箱のような建物があったのでした。


あっ。そっか~っ!
「アン・ブリンの座席(Anne Boleyn's Seat)」って、
エリザベス1世
の母親のアン・ブリンの座席ってわけなのだ。


エリザベス1世の父ヘンリー8世の第2王妃で、
世継ぎとなる王子を産まなかったから離婚され、
そのうえ、斬首(ざんしゅ)の刑に処せられた。
だから、この胸像には、首がないってわけなんだ~。


ってわけで、森の中の首のない胸像と
「アン・ブリンの座席(Anne Boleyn's Seat)」という
名まえの関連はわかったのだけれど、


巨大な木箱の中のこの座席が、

PA220082a.jpg

何ゆえに「アン・ブリンの座席」と呼ばれているのかは、不明……。


とりあえず、この「アン・ブリンの座席」からは、

PA220084a.jpg

はるか遠方にファウンテンズ・アビを配する
なかなかの景色がのぞめたのでありました。


さらに、森の中の小道をすすんでいくと、

PA220088a.jpg

ここからも、よい景色がながめられるのかなと思って
のぞいてみると、

PA220089a.jpg

う~ん。
首をかしげらなら、
さらに、小道をすすんでいくと、

PA220090a.jpg

今度は、八角形をした「オクタゴン・タワー(Octagon Tower)」と
呼ばれる塔が姿をあらわしました。


ドアは締め切りになっていて入ることができないので、
裏手にまわってみると、

PA220092a.jpg

悪くないながめが……。
それに、どうやら眼下に見えているのが、ウォーターガーデンのもよう。


そして、さらに小道をすすんていくと、
今度は、洞窟(どうくつ)が……。

PA220098a.jpg

と思ったら、入ったきり、イアンが出てこないので、
イアンにつづいて入ったユインにつづいて入ってみると、

PA220101a.jpg

フラッシュをたいて、これ……。
実際は、闇のトンネル。
それでも、暗い足もとに気づかいながら、よたよたすすんでいくと、

PA220103a.jpg

ほ~っ。出口が見えてきましたよ。

PA220106a.jpg

やっと、出た。
けっこう長かった……。


そのあと、森のだらだら坂をくだっていくと、

PA220112a.jpg

これが、
スタッドリー・ロイヤル・ウォーター・ガーデン(Studley Royal Water Garden)。
そして、まん中の丸いのが、ムーン・ポンド(Moon Pond)。


池のまん中に像があるような……。
というわけで、ちょっと、ズーム

PA220113a.jpg

してみても、はっきりしない。
ただ、三叉(みつまた)に分かれた槍(やり)を持っているような……。
だとすると、像は、海神ネプチューン(ポセイドン)。


池の正面に建っているギリシア様式の寺院。

PA220116a.jpg

こっちは近すぎて、全景入んないよ~。
なんてこった。

PA220117a.jpg

こちら、ウォーターガーデンをのぞむベンチ。
あたたかければ、ちょっとすわって休憩したいとことなのだけれど、
うすもやにつつまれた底冷えのする秋本番の1日、
わたしたち、先に足をすすめることにしました。


ウォーターガーデンのはずれからふり返ってみると、
白い空に、太陽がよわよわしい輪郭をうかびあがらせているのでした。

PA220127a.jpg

ウォーターガーデンに連なる湖までくると、


「ビジターセンターへひき返そうよ」


と、イアンは言うのですが、
そして、ユインも、


「もう、ぼく、おうちに帰りたいよ~」


なんか、ほざくのでありますが、


「でも、まだ、ディアーパーク(シカ公園)見てないもん」


あくまで、見られるものは全部見ておかないと気のすまないわたし。


「シカが、人間の視界の中に、
そうそう姿を見せてくれるもんか」



自信ありげに、イアンは言うのでしたが、
でも……。

PA220140a.jpg

あっちにも、
ほらっ。こっちにもいるじゃ~ん。

PA220144a.jpg

近づくことは、できませんでしたけどね。


「さあ、これで気がすんだかい?」


「うん。すんだ。あとは、この先の
セント・メーリーズ・チャーチ(St Mary's Church)見たら
帰ろう」


PA220154a.jpg


PA220160a.jpg

あれっ、ユインはどこだ……?

PA220162a.jpg

「歩き疲れちゃってるのじゃあなかったのか~いっ!」


「写真撮ってあげるから、手ふってよ~」

PA220163a.jpg

ユインののぼっているのは、栗の木でした。
栗の葉と、イガが足もとにいっぱい落ちてました。
でも、栗の実は、小さく、しかも、やせていて、がっかり……。


このあと、わたしたち、
ウォーターガーデンの背後の小道をたどって、

PA220167a.jpg

ファウンテンズ・アビへひき返し、

PA220169a.jpg

気がつくと、なんと4時間にもおよんでいた散策を終え、
帰途についたのでありました。




そして、それは、うちに向かって車を走らせる車中でのこと、


「イアンちゃん。もしかして、わたしたち、
ファンテンズ・ミル(Fountains Mill)って
行かなかったよね」



「そんなのもあったのかい?」


「うん。この地図の中に書いてある」


「そうか。じゃあ、また来なきゃなあ」


「うん。また、来よう。
今度は、もっと気候のいいときに、
おにぎりもって歩きに来よう~っ!」








(見るべきものは見ておかないと気がすまないわたしが、
見落としていたアトラクションがあったことに気づいたにもかかわらず、
入場料の高いこのような場所に、気軽に、また来よう~。
なんて言えるのには、それなりのわけがあったのですけれどもね。
そのわけは、こちら……)





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