スポンサーサイト
--/--/--(--)
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
この記事のURL | スポンサー広告 | ▲ top
ルイスとハリス島に別れを告げる
2007/12/20(Thu)
どうしたことか。
朝起きると、日が照っていた。
さいさきのよい1日のスタート。


といっても、今日は丸1日かけて、
ルイスとハリス島からフェリーでスカイ島へわたり、
あとは車を飛ばしてうちへ帰るだけなのだけど、


それでも、来るときには、さんざんなお天気だった
スカイ島とスコットランドの山岳地帯ハイランドの
きれいな景色が見られるかもと思うと、
なんだかわくわく……。


朝食をすませると、調理用具や食器類など、
コテージ内の備品のすべてをもとあった場所に片づけ、
新しい袋をあけた石炭の料金にメモをつけてテーブルに残し、


まとめた荷物と出たごみをたずさえて、
わたしたち一家、1週間すごしたホリデーコテージを
あとにしたのでした。


そして、これが最後になる丘の小道をくだると、
この1週間のあいだ、何回とはなく訪れた
フェリー乗り場のあるターバットへむかいました。


ずいぶん早めについてしまったので、あたりを散歩したり、
ギフトショップなどを見てまわったりしていると、
フェリーが埠頭(ふとう)に入ってきました。



コンクリートの障害物がじゃまっけですが、
フェリーのへさきが開いて、その中から、
新たな観光客を乗せた車が次々とはい出してきました。


その後、帰途につく観光客の車の積みこみがはじまり、
わたしたちも船内へ。船首にある広いラウンジに陣どると、
かがやく海原をながめながら、わが家定番のおにぎりでお昼。


そして、1時間半のフェリーの旅の末に到着したスカイ島。



わたしたちが乗ってきたフェリーがまだ停泊していたので、
小高い丘の上から、記念に1枚……。


スカイ島を走っていると、
道路のわきに電光掲示板がたっていました。


「スピード落とせ」とか、「この先、渋滞」とか、
「凍結に注意」といったドライバーの注意をうながす
フレーズが電気の明かりでともっている


まあ、どこにでもある電光掲示板なのですが、
そのフレーズというのが
ここのは、ちょっとばかり変わっていて、



「道路は、左側を走りましょう!」



えっ? 
なぜに、わざわざそんなことを……?


と思ったのですが、よくよく考えてみると、
ヨーロッパのほとんどの国の道路、車は右側通行で、
左側通行のイギリスの方がめずらしいわけで、


つまり、この注意書きは、
このスカイ島がいかに国際的な観光地であるかを
物語っているのだと気がつきました。


そう言えば、
来がけにフォートウイリアムのB&Bで同宿した、
フェリーに車を積んでオランダからやってきた一家も、
スカイ島にホリデーに行くと言っていたのでした。


う~む。ってことは、このスカイ島では、
いつなんどき、左ハンドルの車が正面からつっ込んでこないか、
しっかり前方注意しながら運転すべきだってことになるような……。


その点、ルイスとハリス島をはじめとする
スコットランドの片田舎の道路事情は、
いかにものんびりです。


幹線道路こそ、車が行きちがえる道はばがあり、
観光バスや路線バスなども運行しているのですが、
幹線道路から枝わかれした道路はいかにも道はばがせまく、
車1台がやっと通れる程度なのです。


だから、スピードを出すのは無理……。
しかも、前方に対向車の姿を認めると、
自分か、その対向車のどちらかが
道路の片わきにもうけられている


パッシングプレイス(passing place)と呼ばれる
卵を丸のみした蛇の喉もとのように
道路がぷっくりとふくれている部分に頭をつっこんで
おたがいの車を行きちがわせるのです。


ドライバーのあいだに、ゆずり合いや、
ちょっとしたコミュニケーションなども生まれます。


それに、そこまでの片田舎だからこそ、
ルイスとハリス島には、まだまだ人の手垢のつかない
自然が残っているんだなあと思います。


島で見た人工の明かりのない夜を照らす三日月の明るさ、
今にもしたたり落ちてきそうにきらめく大つぶの星々、
不思議なエメラルドグリーンの海の色と、
人気(ひとけ)のない広大なビーチによせる波の
すみわたった美しさなどなど……。


きっと、忘れられないホリデーの思い出として、
一生、わたしの記憶に残っていくんだろうなあと思います。
毎日、毎日、例外なく雨にたたられたことといっしょに……。


でもって、
どうやら、帰りの途上でも、例外は許されないらしく、
スカイ島を走っているうちに、晴れわたっていた空がかき曇り、
ついには雨もようになってしまいました。


しかも、雨あしは、激しさをますばかり。
これじゃあ、まだ来たときの方がましだったなあと
灰色の空を見あげてみてもせんないこと。


結局、帰り道にはきれいな景色が見られるかもと
期待をだいていたスカイ島も、ハイランドも、
雨にけむる灰色の景色の中をひたすら車を飛ばし、
通りすぎるだけに終わってしまいました。


ハイランドをあとにすると、モーターウェイをひた走り、
そのころには雨もあがりはしたのでしたが、
長いイギリスの夏の日にも夜のとばりがおりて、


北イングランドのなつかしのわが家には、
夜の10時半をまわって到着したのでした。


イアンちゃん。
長時間のドライブ、ほんと~にご苦労さ~ん!



あ~あ、やっぱり、
車の中で、いくらうたた寝をしまくっても、
スコットランド北西端の島ルイスとハリス島は遠かったなあ~。





スポンサーサイト
この記事のURL | スコットランドを歩く | ▲ top
| メイン |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。