スポンサーサイト
--/--/--(--)
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
この記事のURL | スポンサー広告 | ▲ top
ニューイヤーがやってきた
2008/01/02(Wed)
2008.1.1 Tue. 雨

ひとりベッドの中で、
東野圭吾のミステリー小説のクライマックス、
新年を迎えようとするシーンを読んでいると、
電話のベルがなった。


いいところなのになと思ったけど、
無視するわけにもいかない。
受話器を耳にあてると、


「ハッピー・ニュー・イヤー!」


ユインの声がした。
そう言えば、
外では、パンパン花火の破裂音がしはじめている。


「ハッピー・ニュー・イヤー!」


と言うと、
ベッドから飛び出して、ユインの部屋へ。
ところが、ユインのベッドはもぬけのからだった。


すると、花火があがりはじめたから、
ユインの部屋の窓からいっしょに花火を見ようという
誘いではなかったのか。


階下にかけおりてみると、
イアンはパソコンにむかい、
ユインはカウチに身を横たえていた。


テレビでは、ロンドンアイのあたりで、
息つくひまもない勢いで、
パンパカパンパカ打ち上げ花火がはじけている。


「ハッピー・ニュー・イヤー!」


と、再びユインが言って、
ドアを入ってきたわたしに手をふった。


「ハッピー・ニュー・イヤー!」


イアンも、ふりむいて言った。


「ハッピー・ニュー・イヤー!」


そう言えば、去年は、
3人いっしょに新年を迎えたっけ。
ひとりでベッドルームにこもっていたのは
ちょっとまずかったかなと思う。


「父さんが電話かけろって言ったの?」


「ううん。ぼくがかけようと思ったんだよ」


「そっか~。ユイン、ありがとう~」


やっぱり、年に1度のニュー・イヤーの雰囲気を
味わっておかなきゃあね。


テレビで、新年を祝うロンドンの花火を見ながら、
外のパンパンはじける花火の音も気になるので、
ブラインドのすき間から、外をのぞいてみると、


近所の庭から打ち上げられた花火が
通りのむかいの上空の闇を
まばゆい色彩でいろどっては散っている。


まあ、こんなふうにして、
心の準備も、実感もなかったけど、
わが家にも、2008年がやってきたのだった……。




そして、元旦の朝。
白玉だんごのぜんざいで、
明けましておめでとう。


これでお天気がよければ、
初歩きといきたいところなのだけれど、
残念ながら、外は雨……。


一家で、久しぶりに日本の映画を見る。
しゃべれどもしゃべれども」、
なかなかよかった。


いつものとおりおせち料理はないけれど、
ばら寿司(ちらし寿司)に、千枚漬けもどき、
それから、みそ汁で、元旦の夕げ。


デザートは、アイスクリーム。
電子レンジであたためたあんこにアイスクリームをのっけると、
いかにも美味しそうにとろりととろける。
見た目だけでなく、味も、文句なし。


イアンとユインは、
缶詰めのフルーツにアイスクリームだったのだけれど、
あまりお正月気分はしないものの、
今日は、ちょっとジャバニーズテイストの1日だった。


昨日までは、
12時すぎてからシャワーというペースだったイアンが、
めずらしく10時をすぎると、


「もう寝るわ」


と言って立ちあがるなり、
だれにともなく、


「オー・ノー」


と、情けなげにつぶやいた。


あ~っ。
そう言えば、イアンの靴、
まだみがいてなかった~っ!


と、あわてふためくわたしの目の前に、
自分の部屋へひきあげようとして、
カウチから立ちあがったユインの姿が……。


「ねえねえ、ユイン?
父さんの靴みがいてくれない?」



「え~っ。今から~?」


「だって、父さん、明日から仕事なんだもん。
明日じゃあ、遅いんだよ~」



「まあ、そうだよな~」


なんか言いながら、キッチンの勝手口にむかうユイン。
おおっ、そうか。みがいてくれるのか。
言ってみるもんだな。


「ユイン。ありがとう~っ!」


う~む。1年の計は元旦にあり。
これで、とりあえず、今年のイアンの靴みがきは、
ユインにまかせられるということか。





スポンサーサイト
この記事のURL | お休み日記 | ▲ top
| メイン |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。