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冬の丘歩きロスベリーテラス
2008/01/23(Wed)
この冬は、例年よりお天気が悪いのと、
そのほかのタイミングもうまくかみ合わなくて、
なかなか思うように歩きにいけないのでした。


けれども、クリスマス間近の週末に、
いつぞやご紹介したことのあるロスベリー(Rothbury)の村の裏手にある
丘ロスベリーテラス(Rothbury Terraces)に歩きにでかけることができました。
今日は、そのときの丘歩きをご紹介しようと思います。


わたしたち一家が暮らすニューキャッスル(Newcastle upon Tyne)は、
マンチェスターやリバプールなど北イングランドの都市の中でも、
最も北に位置し、北海に面する東寄りの
「北東イングランド(North East England)」と呼ばれる地域に属しています。


まあ、日本の地方でたとえると、北海道をスコットランドとするなら、
わたしたち一家の住む「北東イングランド(North East England)」は、
東北地方の太平洋側って感じなのですね。


でもって、日本と同じく北半球にあって南北に縦長のイギリス、
気候は、当然のことながら、ふだんは、北にいくほど寒く、
南にくだるほどあたたかいってことになっているのですが、


どうしたわけか、この冬は、12月に入ってからクリスマスのころまで、
わたしたち一家の住む北東イングランドが、
スコットランドの日中予想気温が10℃なんて日にも、


イギリス全国の中で1番の冷え込みで、
日中最高予想気温は、3℃、4℃、
朝おりた霜が、日中もずっととけることなく、
1日中凍てついたままの日がけっこうつづいていたのでした。


ですが、折りよく、わたしたちが冬の丘歩きに出かけた日は、
その冷え込みが少しゆるんで、霧ごんで白くけむる空のむこうから、
かすかな日の光が感じられる、絶好のとは言えませんが、
そう悪くない空もようとなったのでありました。


村の駐車場に車をとめ、ロスベリーテラスの丘へのぼっていくと、
杖をついた地もとのご老人が、


「今日は、マイルドでいいねえ」


と、声をかけてくれました。
そのあたりの急な坂道、前日までは凍結していて、
ご老人も、久しぶりの外出だったもかもしれません。


「ほんとうに。いいウォーキング日和になりました」


と、答えて通りすぎたわたしたち。


ロスベリーの村を見おろしながらしばらくのぼっていくと、

P1010032aX.jpg

石塀のあいだからくだんのテラストハウス後ろ姿が見おろせました。

P1010008aX.jpg

放牧されている馬を見かけると、黙って通りすぎることのできないイアン。
その鼻づらをなでながら、

P1010016aaX.jpg

「ごめんよ。今日は、ついうっかり、
にんじんを持ってくるのを忘れてしまったよ。
でも、今度、来るときには、絶対忘れないように持ってきてやるからな」



う~ん。そのセリフ、
これまでにも何回となくあちこちで似たようなのを聞いたんだけどさあ。
このオジサン、家を出るときに、自分のピクニックは忘れなくても、
にんじんを準備するのを覚えていたことはないんだよねえ~。


さらに、のぼっていくと、冬枯れのへザーのブッシュのむこうに、
白くおぼろにけむる牧草地とむかいの丘々が見わたせました。



歩いていると、さほど寒さは感じないのですが、
丘のふもとのテラストハウスのあたりとくらべると、
空気はぴーんとはりつめ、ずいぶんと冷え込んでいるのが感じらるのでした。



緑の上にうっすらと白く見えるのは、雪ではなくて霜……。
白くぼんやりとかすむ冬の田舎の風景は、
叙情的な春霞の風景ににくらべると、ちょっと幻想的でもあります。


おっ。前方から犬づれのウォーカーがと思ったら、
なぜか、犬になつかれてしまったユイン。



小さいころに飛びつかれて以来、ちょっと犬は苦手なのだけれど……。


そのあと、こんなの見つけてしまいました~。

P1010050a.jpg

それまでは、退屈だ、退屈だと言っていたユインなのでしたが、
とたんに表情変わって、
このとおり……。

P1010052a.jpg

えっ。
それをどうするの?


と思ったら、

P1010053a.jpg

ああ、そういうことだったのね。
でも、そんなことで割れるような厚さじゃあないんじゃないの?


というわけで、ジャ~ンプ!

P1010056a.jpg

成功……。

P1010057a.jpg

「えっ、ユイン。なんてったの?」



P1010059a.jpg


「だから、みやこちゃ~ん。

写真、撮るなら、早く撮って~」





あいよ~っ。


P1010060a.jpg

ああ、手痛い~。


というわけで、次の凍った水たまりでは、
しっかりと手ぶくろはめて、

P1010063a.jpg

でも、そうすると、手ぶくろなんかすぐぬれちゃって、
結局、手冷たいと思うんだけどな~。


ですが、ユインのこの勢いもう止められません。
このあとも、凍りついた水たまりと出くわすたびに、
納得のいくまで遊んでからでないと先へ進めないので、
ついには姿が見えなくなって、
イアンとわたしは、寒い中、立ちんぼうで待たされるはめに……。


それでも、ユインにとっては、
退屈で仕方なかったこの日の丘歩きが、
ほかの季節では味わうことのできない
めっちゃくちゃ楽しいウォーキングになったのでありました。


途中の岩場で、紅茶、コーヒー、コークにそえて、
チョコレートビスケットでピクニックをしていると、
指先まで凍えてしまいそうにはなったのでしたが、


少なくとも歩いているあいだ、体はほこほことあたたかく、
冬でないとお目にかかれない風景に出会えたり、
それに、この季節ならではの楽しみ方もあるというわけなのですね。
真冬のウォーキングも、けっして捨てたものではありません。


この日も、3時間ばかりのウォーキングのあと、
全身心地よい疲労感につつまれて、
丘をくだっていったわたしたち一家なのでありました。





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