スポンサーサイト
--/--/--(--)
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
この記事のURL | スポンサー広告 | ▲ top
ご近所の市営住宅地
2008/03/13(Thu)
どうしたわけか1本の通りに
数十メートル間隔をおいて筋むかいにならんでいる
教会めぐりを終え、


さあて、これからどうするかな~。
まっすぐうちに帰るのも、もったいないような天気だな~。

P7260025a.jpg

と、思案にくれたわたしでしたが、通りを北上し、
ちょっと古めのおうちの建ちならぶ住宅地()の北に位置する
市営住宅地をぐるっとまわって帰宅することにしたのでした。


というわけで、今日は、
わが家のご近所の市営住宅の数々をご紹介しようと思います。

P7260030a.jpg

教会やお店のならぶバス通りにそって、
どんどん北へ歩いていくと、大きな十字路に出ます。

P7260064a.jpg

この十字路の左手が教会のならんでいる通り、
手前側が、その北、市営住宅地となっています。


正面に見えている大きな建物は、パブ「コーナーハウス(Corner House)」、
その奥の緑の屋根は、劇場「ピープルズシアター(People's Theatre)」です。


ニューキャッスルの市街からやってきたバスは、
この道、その名も、「コーストロード(Coast Road)」を海岸方面へとむかいます。


コーストロードを境にして、住宅の外観ががらりと変わります。

P7260069a.jpg

こちら、ひと続きの建物、4軒分です。

P7260070a.jpg

こちら、3軒分で、

P7260076a.jpg

こちらは、2軒です。

P7260073a.jpg

そして、こちらは、たくさん……。

P7260080a.jpg

これらの家々は、すべて市営住宅として建てられました。
これまでにご紹介したはじめから建売りの家として建てられた
ちょっと古めから新築の家々とくらべると、
いささか間取りが小さめで、造りがシンプル、
ガレージがないというのが特徴です。


保守党のサッチャー政権が成立するまで、
イギリスの労働者階級の人々のほとんどは、
持ち家をもたず、これらの市営住宅に住んでいたのでした。


けれども、サッチャー首相が、
イギリス全国民、持ち家を持ちましょうという政策をとったので、
全国にあった市営住宅、町営住宅、村営住宅が売りに出される
一方で、建売り住宅の新築ブームが訪れたのでした。


それで、イギリス経済は活況をていすることになった反面、
イギリスの労働者階級の人々は、家のローンをしょい込むこととなり、
滅多なことで、ストライキが起こせなくなってしまったのでした。


また、サッチャー首相は、警察官の給与を大幅に値上げして、
警察を抱きこむことによって、労働者階級のコントロールを
さらに容易にしたのでした。


さすが、「鉄の女(Iron Lady)」と称されただけあって、
マーガレット・サッチャー首相、
なみなみならぬ政治的手腕持ち主であったようですね。


おっと、住宅地の西のはずれまで来てしまいました。
ついでだから、通りまで出て、
ユインの通っている学校をご紹介しましょう。


この市営住宅地のむかい側、
画像の1番左手に見えている建物がユインの学校、
「ヒートンマナースクール(Heaton Manor School)」。

P7260082a.jpg

12歳から18歳が通う、
つまり、日本の中学と高校がいっしょになった
全校生徒3000人あまりのマンモス校です。

P7260084a.jpg

以前は、レンガ造りの古い校舎だったのですが、
ユインが入学する前年度に新築されました。
その古いレンガ造りの校舎もよかったのですが、
メインテナンスにお金がかかるというので、
古い校舎はすべてとりつぶしになったらしいです。


通りをへだてた学校の正面にも、市営住宅がならんでいます。

P7260089a.jpg

市営住宅の中には、高層の集合住宅もあります。
このあたりは、市営住宅の建設当時まだ土地にゆとりがあったせいか、
このひと棟だけが高層住宅です。

P7260093a.jpg

街に近くなるほど、
市営住宅地内の高層住宅の数は増えていきます。


再び、市営市営住宅の中へ入っていきます。
先ほどご紹介したよりさらに北の区域です。

P7260099a.jpg

市営住宅地と言っても、厳密に言うと、
先にもご紹介したとおり、サッチャー政権時代から
市営住宅は売りに出されるようになったので、
現在では、市営住宅と持ち家の両方が混在しています。


ちなみに、現在は、市営住宅の数が少なくなっているので、
申し込みをしてもなかなか入居できません。


わたしたち夫婦も結婚当時、住む家がなかったので、
民間の賃貸よりずっと安い田舎の村営住宅に
申し込みをしていたのですが、未だに音沙汰なしです。

P7260102a.jpg

市営住宅をはじめとする公営住宅のあてがわれる順位は、
シングルマザー(母子家庭)が最優先なのだとか。
両親そろっている場合は、子だくさんの方がいいらしいです。


ですが、公営住宅地によってはあまり柄のよくない住宅地もあるので、
公営住宅をあてがわれたからといって、
必ずしももろ手をあげて喜べない場合もあるようです。


ちなみに、わたしたち一家が今の家に引っ越してくる以前に
住んでいたフラット(アパート)があったのも、
オリジナルは公営住宅地だった地域なのですが、
この公営住宅地同様、まったく問題はありませんでした。


運良くそこそこの地域の市営住宅に入居できた場合、
長く住んでいればいるほど、その住宅を安価で
市から払い下げてもらえます。
こうして市営だった住宅が持ち家になる場合もあります。


持ち家になっている家には、建て増しがされていたり、
ガレージが敷設されていたりして、
オリジナルのシンプルな市営住宅の造りが
凝ったものになっている場合が多いです。

P7260100a.jpg

そういうところに目を配って見て歩くと、
どの家がまだ市営住宅で、どの家が持ち家になっているか。
おおよその判断がつくというわけなのですね。

P7260106a.jpg

市営住宅地を南西からぐるりとまわって、
住宅地の東のはずれへ出てきました。
上の画像の通りのむかいが、わが家の裏手にある墓地です。

P7260107a.jpg

どうやら、日もかげってきたことだし、
今日は、そろそろうちへ帰ることにしようと思います。
ですが、また、ご近所の散歩、ご一緒してくださいね。





スポンサーサイト
この記事のURL | わが家とその周辺 | ▲ top
| メイン |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。