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やっぱり、試験は気が重いなあ
2008/05/08(Thu)
実は、わたし、
今週ずっと何とな~く胃のあたりが重く、
どよよ~んと気分が沈んでいるのです。


イギリスでは、日本の中学高校にあたる公立校にも、
大学にも、日本のような入試はないのですが、
入試のような大きな試験でなくても、
やっぱり、試験って気が重いものですよねえ。


日本の学年で言うと中学3年生になるユインも、
今週1週間(と言っても、月曜日はメーデーの祭日だったので、
火曜日から金曜日までの4日間だけなのですが)、
毎日、試験を受けています。


ですが、中間テストとか期末テストではないのです。
何しろテスト週間というものも、
イギリスの学校にはないのですから。


そのかわりと言ってはなんですが、
イングランド内の学校では、
小学校の低学年から全国統一試験があるのです。
その統一試験は、通称「SATs(サッツ)」と呼ばれています。


正式名称は、「Standard Assessment Tests」。
学力が標準まで達しているかどうか評価するテストって感じですね。


全国規模で同じテストを同じ年齢の子供たちに受けさせるわけなので、
実際、自分の子どもがイングランド内の子どもたちの中で、
どのくらいの学習レベルにいるか把握できるテストとなっています。


その学校ごとの試験結果は、新聞をはじめ公に発表されるので、
(もちろん、個人の試験結果は公にされることはありませんが)
この学校は全国の学校の中の何番めってなところまでわかってしまいます。


そこで、その結果のよい校区に引っ越し先を決める家庭もざらにあります。
というわが家も、やっぱり、今の家に引っ越しをしてきたときには、
「SATs(サッツ)」の成績がほどほどの学校の校区内ってことも考慮したのでした。


けれども、「SATs(サッツ)」の成績が1番よい校区には引っ越せませんでした。
当然のことながら、人気の学校の校区にある家々は、
人気のない学校の校区にある家々より高値がつくって仕組みなのですよ~。


てな具合で、この「SATs(サッツ)」、子ども個人の学習習熟度を知るほかにも、
学校の評価や、ひいてはその学校のある地域のよしあし、
家の値段にまで影響をおよぼりたしもするってわけなのですねえ~。


また、今週、ユインの受けている「SATs(サッツ)」は、
このあと、16歳の子どもたちが受ける全国統一試験であり、
大学進学を左右することもある通称、「GCSE(ジー・シー・エス・イー)」、
正式名称、The General Certificate of Secondary Educationの受験科目を
決定する判断材料ともなるのです。


ちなみに、イギリスの小学校は4歳からはじまります。
初年度の学年は「1年生」ではなく、「Reception(レセプション)」と呼ばれます。
そして、小学校の2年めの学年が、「イヤー1(Year 1)」と呼ばれるのです。


その後、学年の呼び名は、小学校の2学年めの「イヤー1(Year 1)」から、
小学校を終えて上の学校に入学しても、
義務教育の最終学年「イヤー 11(Year 11)」まで通し番号でふえていきます。


ユインは、「イヤー6」で小学校を卒業したあと、
日本の中学+高校にあたるコンプリヘンシブスクールに入学して、
今年で3年めなので、「イヤー9」です。


日本だと、中学3年生で義務教育最後の学年なのですが、
イギリスでは、「イヤー 11」まで、この秋からさらに2年間、
義務教育を受けることになります。


イギリスの学年の呼び方の説明が長くなってしまいましたが、
お話を、全国統一試験「SATs(サッツ)」にもどしますと、


まず、最初の「SATs(サッツ)」は、
5歳か6歳のとき、「イヤー2(Year 2)」で受けます。
受験科目は、国語(英語)と算数の2教科です。


2度めの「SATs(サッツ)」は、
10歳か11歳のとき、「イヤー6(Year 6)」で受けます。
受験科目は、国語と算数と理科の3教科です。


そして、最後の「SATs(サッツ)」は、
13歳か14歳のとき、「イヤー9(Year 9)」で受けます。
受験科目は、国語と数学と理科の3教科です。


ユインは、今週、
この最後の「SATs(サッツ)」を受けているわけなのです。
その時間割をちょっとのぞいてみますと、


Tuesday 6 May (5月6日火曜日)

Math Paper1 - 8.30am
(数学 計算機使用不可)
Math Paper2 – 12.55pm
(数学 計算機使用可)


Wednesday 7 May (5月7 日水曜日)

English Writing paper - 8.30am
(英語作文)
Mental Math B - 12.55pm
(暗算)


Thursday 8 May(5月8 日木曜日)

English reading paper - 8.30am
(英語読解)
English Shakespeare - 12.55pm
(英語シェイクスピア)


Friday 9 May(5月9 日金曜日)

Science paper 1 - 8.30am
(理科1)
Science paper 2 - 12.55pm
(理科2)



それぞれの試験科目の問題、
けっこう分厚い冊子になっていて、
ボリュームがあります。


試験を終えて帰ってきたユインに、


「今日の出来はどうだったの?」


と聞いてみたところ、


「ぜ~んぜん」


「え~っ! ダメだったの~?」


「へへっ。ジョーダンだよ~」


なんか軽~い調子で言って、
家に帰ってくるなり、いつものとおり、
パソコンへ直行なんですよ~。


ちまたでは、
「SATs(サッツ)」は子どもたちの精神的負担が大きいから、
やめるべきだという声も聞かれるというのに、


試験のプレッシャー感じていないばかりか、
まったくテスト調べもしようとしないんですからね~。
よくもそこまで開き直れるもんだなあ。


はあ~。それにくらべて、
親のわたしは、これだけ毎日、
もう胃が重た~くなるような思いでいるというのに。


って、みなさん。
「SATs(サッツ)」の方は、ユインにまかせときゃあよいのですが、
問題は、ユインのGCSEの日本語の試験なのですよ~。


GCSEの試験って、
先にご紹介した16歳で受ける全国統一試験なんですけどね。
ユインはまだ14歳で、
学校で日本語の授業を受けているわけでもないのですが、


わたしが家で日本語を教えているもので、
GCSEの科目の中にある外国語としての日本語の試験を、
今年、ユインの学校で受けさせてもらうように申し込んであるのです。


GCSEの日本語の試験には、読解、聞き取り、作文とスピーキングがあって、
ユインの学校では、日本語は教えられておらず、
日本語の先生いないのでスピーキングのテストはできないと言われたもんで、


「じゃあ、わたしがそのスピーキングのテストやりますけど。」


なんて、ついうっかり口をすべらせてしまったんですよねえ~。
そしたら、ユインの学校の試験担当の先生に、


「じゃあ、お願いしますね~っ」


って言われて、
いとも簡単に話がまとまっちゃったんですね~。


そのGCSEの日本語のスピーキングの試験が来週の月曜日。
試験センターとなっている学校から門外不出の上、
試験をする先生も試験の3日前にならないと見ることのできない
スピーキングの試験問題を見せてもらって試験の準備をするために、
明日、ユインの学校へ行くことになってるんですよ~。


はあ~。
別に、わたしが試験の採点をするわけじゃあなくて、
与えられた3つのテーマにそった質問を考えて、
日本語の会話をリードすりゃあいいらしいのですが、


今週のはじめに、ユインが学校から持ち帰ってきた
英語で書かれているスピーキング試験にかんする資料を読んでるだけで、
もう頭痛くなっちゃって~。
今週は、ずっ~とうかない気分のわたしなのであります。


はあ~。
やっぱり、試験って気が重いですよねえ~。





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