聖なる島ホーリーアイランド巡り 3
2008/06/21(Sat)
リンディスファーン修道院の遺跡の手前から、
ゆるやかな湾の海岸線をへだてて
リンディスファーン城の姿がのぞめました。

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こちらは、その手前にたっている聖人エイドン(Saint Aidan)の像。

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635年ごろ、この聖エイドンがスコットランドのアイオーナ島から
キリスト教をこの地に伝え、リンディスファーン修道院をたてて
北イングランドへのキリスト教布教の礎(いしずえ)をきずいたのでした。

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けれども、その修道院も、今は、遺跡となって、
文化財保護団体イングリッシュヘリテイジ(English Heritage)の管理のもとに
一般公開されています。

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修道院の入り口がいやにこみはじめたなあと思ったら、

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しばらくすると、修道院の遺跡内の広場に、
時代がかった扮装をした人々があらわれて……。

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どうやら、8世紀にこの島が北方の海からやってきたバイキングに侵略され、
修道院や村が焼き討ちにあった史実にもとづく劇が上演されているのでした。

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地元北イングランド軍

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VSバイキング軍

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宣戦布告

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戦闘開始

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なんていう展開を、実は、わたしたち一家、
修道院への入場料も払わずに、
小高い丘の上からしばらくながめていたのですが、

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いささか退屈なので、中座して上の画像の左手に見えている
セント・メリー教会(The Parish Church of St.Mary the Virgin)を
見物に出かけることにしたのでした。

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ま、のんびりと休憩もとりながら……。

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リンディスファーン修道院は遺跡になっていますが、
このセント・メリー教会は、現在も、現役。
ホーリーアイランドを訪れるクリスチャンの巡礼先になっています。

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横手にまわって、こちらが入り口……。

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ホーリーアイランドでは、7世紀の末か、8世紀の初頭のころ、
リンディスファーンの福音書(Lindisfarne Gospels)」と呼ばれる
イラストで装飾されたラテン語の福音書が作られたのでした。

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マルコ、ルカ、マテオ、ヨハネ伝からなるリンディスファーン福音書は、
アングロサクソンとケルト様式の融合した
イギリス固有の宗教芸術の好例と見なされていて、
現在は、ロンドンの大英図書館の所蔵となっています。

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ですが、地元には、リンディスファーン福音書は、
ホーリーアイランドに返されるべきだとの声があり、
現在、福音書返還の運動が行われています。

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もし、リンディスファーン福音書がホーリーアイランドに帰ってきたら、
この教会に収められることになるのかもしれません。
信心のないわたしではありますが、そうなったら見にこなくっちゃ!


そして、そのときには、
今回、のがしてしまった名物カニサンドイッチもしっかり食べなくっちゃ!
と固く心に誓い、


潮がみちて、海の道が水没してしまうまでに島を出るために、
駐車場へとむかったわたしなのでありました。










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