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ところ変われば用途も変わる
2008/10/11(Sat)
朝起きると、わが家の庭の芝が
うっすらと霜の薄化粧をまとっていることもあって
秋の深まりを感じる今日このごろ、


北イングランドでは
あたたかいものが恋しい季節を迎えています。
というわけで、こんなものを取り出しきて、
久しぶりに使用してみたのでありました。

P1040465a.jpg

タオルなどの布でくるんだり、
専用の布の袋に入れて使用するのは、
日本もイギリスも同様かと思うのですが、


中に入れるのは、氷水ではなくて、



熱湯……。



なので、その名も、
もちろん、「氷まくら」ではなくて、



「ホット・ウォーター・ボトル(Hot Water Bottle)」



という言わば、西洋湯たんぽ。
なので、あてがうのも頭ではなくて、足やお腹。
本来は、寒い夜にベッドの中へ持ちこむものなのですが、
わたしはもっぱら寒い時期の腹痛緩和に用立てています。


用途はまったく正反対のホット・ウォーター・ボトル、
素材も見かけも日本の氷まくらと同じなのですが、
しいてあげれば、注ぎ口の部分がいささかちがってます。

P1040497a.jpg

氷を入れる必要がなく、
お湯を注げる大きさの穴があればことたりるので、
ねじ式のふたになっているのです。

P1040501a.jpg

はじめてホット・ウォーター・ボトルを目にしたときに、
それにしても、よくもこれだけ似かよったものが洋の東西に存在し、
またっく正反対の目的で使用されているものだなあ
と関心したのでしたが、


あるとき、ふと気がついたのでした。
もしかして、氷まくらとホット・ウォーター・ボトルって、
もとは同じものだったのじゃあ……。


というのは、ホット・ウォーター・ボトルの原型は、
日本でもその昔によく見かけた金属製の湯たんぽだったのです。
ですが、時代がくだってゴム製が普及し、
金属製のホット・ウォーター・ボトルは姿を消したのでした。


ところが、日本では旧来の金属製の湯たんぽの方が好まれ、
そのまま使用されつづけた一方、
新しくもたらされたゴム製のホット・ウォーター・ボトルは、
発熱したときの冷却用具としての使い方を見いだされて氷まくらになった。


熱が出たら、とにかく脱がせる。
(その昔は)氷水入りのバスタブで全身を冷やすなんてことはしても、
発熱時に頭だけを冷やすという習慣のないイギリスでは、
氷まくらなどという発想は少なくとも生まれるはずはないのです。


というわけで、氷まくらは、
ゴム製のホット・ウォーター・ボトルが日本にもたらされたときに、
日本人の発想の転換によって別の用途を与えられた
湯たんぽだったのではないのかなあと、
わたしには思えてしかたがないのです。


ねっ。じゃあないと、
氷まくらとホット・ウォーター・ボトル、
あまりにも似かよりすぎてると思われませんか?





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