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グレンコー、本日は晴天なり
2008/10/20(Mon)
満点のお天気にめぐまれて緑が目にしみるグレンコー。

P1020388c.jpg

谷あいの幹線道路(A82)のあちこちに設けられている
展望所をかねた駐車場には、
ホリデーメイカーたちの自家用車や観光バスがとまっていて、

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デジカメ片手に風景をながめている人があるかと思えば、
車に積みこんできた折りたたみ式のイスを広げ、お茶を楽しんでいる人、
ウォーキングブーツにはきかえ、ピクニックをしょって
ウォーキングへと向かう人などでにぎわいを見せているのでしたが、


いったん、駐車場からウォーキングパスへ足を踏みいれると……。

P1020391c.jpg

風光明媚(ふうこうめいび)なことでイギリス全国に
その名をとどろかせるグレンコーだというのに、
わたしたち一家以外には、ひとっこひとりいない風景が
視界のかぎり広がっているのでした。

P1020394b.jpg

岩をはいのぼる苔のように山肌にはりついている緑の草の海原で
白い綿毛をつけた雑草がそよ風に吹かれておどっています。


自然石でできた飛び石をわたって横ぎった小川。

IMG_0698c.jpg

その水面の上を、
あれっ、何やらふわふわただよっているものが……。
と思って目をこらしてみると、


こんな時間のこんなところに、


ひょえ~っ!
わたしの天敵、ミッジ(ブヨ)が~っ!



時間はまだまだお昼前、
ミッジはブレックファーストを食べないのじゃあなかったの~。
直射日光のお日さまのもとじゃあなくて、
じくじくうっそうとした木陰を好むのじゃあなかったの~。


と、心の中でほざいている間に、
露出した首や顔のあちこちを軽~く、
5つ、6つ、食われてしまったわたしなのでありました。


つばがついているからお日さまよけにとかぶっていた
ミッジ対策の野良(のら)仕事用の野球帽など、
たくしあげていたネットの部分をおろすいとまもない
あれよあれよというまのできごとだったのでありました。


なのに、首から上だけじゃあなく、
半そでで両腕も露出しているイアンとユインが、
今回も無傷って、いったいどういうわけなのよ~っ!?


と、いくら恨みごとをとなえてみても、
まあ、もうあとの祭りなんだからとあきらめて、
とにかくそそくさと水際をはなれ、
小道の先へと足をすすめるわたしなのでありました。


ところが、何しろ谷あいを歩いていくのですから、
斜面をくだってくる山水を集めて流れるせせらぎを
さけて通ることはできません。


青空のもと、おりからのお日さまに焼かれて、
暑さに悲鳴をあげていたユインは、
せせらぎに出くわすやいなや、
水辺をさして、まっしぐら~。

P1020397a.jpg

四つん這いの体勢になったところで、
何やら、横っちょの方からただよってくる不穏な気配に、
いったん、顔をあげてみたものの、


そのあと、ざっぶ~ん!

P1020398a.jpg

頭をせせらぎの中につっ込んで、
頭の先から滝のようなしずくをしたたらせていると、


そのわきの川原で腰をおっていたイアンが、
ひょいっと立ちあがったかと思うと、

P1020396a.jpg

どっぼ~ん!


その後も、幾多の石の砲撃をうけながら、
水辺をはなれようとしないユイン、
おしまいには、


「え~っ。そんな水、飲むの~っ!」


「だいじょうぶだよ。おいしいよ~」


このせせらぎの水で
ごくごくとのどをうるおしはじめたのでありました。
そしたら、


「どれどれ」


と、イアンまで……。


たしかに、スコットランドの山水が茶色いのは、
堆積しているピート(泥炭)の層でこされてきたためで、
不純物の色ではないってことはわかってはいるのだけれど、
やっぱり、わたしは、ごめんで~す。


すたこら、さっさのさ~。

IMG_0688c.jpg

ときどき忘れたころに、
ウォーキングパスの反対側から姿をあらわして、
「ハロー」と言葉をかわして行きすぎていくウォーカーも
あるにはあるのだけれど、

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それ以外は、動くものの影もない、
羊や牛などの家畜の姿さえない緑の谷間で、
おにぎり弁当をひろげ、お腹をみたしたわたしたち一家、

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当初のイアンの計画では、
ひと山のすそ野をぐるりと1周するはずだったのでしたが、
スコットランドでは体験したことのない暑さのせいか、
前日の旅の疲れもあったのか、


「来た道をひき返そうか」


と、イアンが言うので、


「うん。そうしよう」


という話になって、
1周するはずだった山の向こうの景色は、
ドライブをして見てまわることになったのでした。

P1020799y.jpg

そして、山合いの道をぐるりとドライブしてきても、
宿のキャラバンへひきあげるにはもったいないほど、
北国の夏のお日さまはまだまだ高い頭上にあったもので、


じゃあ、もう1か所行ってみよう~っ!


と、話がまとまり、
さらに車をとばすことした
わたしたち一家なのでありました。





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