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ちゃんとチャリティー
2008/10/23(Thu)
つい先日も、ウィリアム王子とハリー王子が
アフリカのモーターバイクツアーに参加して、
チャリティーの募金集めを行ったというニュースが
テレビで流れていたのですが、


イギリスは、王室の方々から一般庶民にいたるまで、
チャリティー活動がとても盛んな国です。


年間を通して、さまざまなチャリティーイベントが全国各地で催され、
大きな都市のにぎやかな通りは、もちろん、
片田舎の小さな町でも、商店街のあるところ、
チャリティーショップがほかの店々に軒をつらねています。

P6080072a.jpg

ところで、これらのチャリティーショップにならんでいる商品は、
家庭で出た不用品が店に持ち込まれる場合もあるのですが、
チャリティーショップの方が個人の家に回収に来てくれる場合もあるのです。

P6080069a.jpg

ですが、突然、家の玄関に訪ねてこられ、
何かのご用聞きみたいに、


「ご家庭で不用になったものはありませんか~。
もしあれば、いただいて帰りま~す!」



と言われても、すぐに準備できるわけではありません。
そこで、家々の郵便受けに、
このようなプラスティックの小さな袋が放りこまれるわけなのです。

P1040485a.jpg

そして、この小さなのプラスティックの袋中には、
このような大きなプラスティックの袋が入っているのです。

P1040505a.jpg

サイズは、日本のごみ出し袋くらいの容量はじゅうぶんにある大きさ。
細長い割には、まちがとってあるので、けっこう大きなものも入れられます。


外側の小さなプラスティックの袋には、
チャリティー団体の名称、活動説明、アピールなどのほか、
寄付してほしい品々、回収日などが記入されています。


そこで、記入されている回収日までに、家庭内の不用品を準備し、
回収日に玄関先に出しておくと、
チャリティー団体の回収車が巡回してきて、
袋ごと持ち帰ってくれるという仕組みになっているのです。


さっすが、チャリティー大国。
ソツのない家庭内の不用品回収方法!
と感心させられてしまったわたしなのですが、


どうやら、近年、このソツのない廃品回収の方法にも、
いくらか翳(かげ)りが見えはじめているもよう。


というのは、ネットオークションが盛んになってきて、
家庭内の不用品をチャリティーショップに寄付するより、
ネットオークションに出品する人が増えているらしいのです。


というわけで、数々あるチャリティーショップのあいだでも、
寄付してもらう家庭内不用品の争奪戦が激化しているらしく、
郵便受けに放りこまれる家庭内の不用品回収袋の数が、
年々増加しているわけなのです。


1週間、まったく入らない日もあるのですが、
多い週は、2~3枚も入っていることがあって、
う~む。こんなにたてづつけに入れてもらっても、
そんなに不用品が出るわけじゃあないもんなあ~。


と思っているのは、どうやらわが家ばかりではなく、
ご近所の玄関先に、以前は、けっこう満タンにして
どっかと出されていた不用品回収袋、
最近は、あまり見かけなくなってしまいました。


そのかわり、わが家には……。

P1040491a.jpg

こ~んなに不用品回収袋がたまってしまいました~。


寄付する不用品がない場合は、袋だけを玄関先に出しておくと
持ってかえってくれるんですけど、ついつい出し忘れていると、
あれよあれよというまにたまってしまうんですよね~。


はてさて、このような状態がつづいていくと、
将来、どんな街角でも見られるチャリティーショップの存続が
危うくなっていくのでしょうか。


いえいえ、すでにチャリティーショップの中には、
新しい道を模索、開拓しはじめているお店もあるようです。
チャリティーショップ自身がネットオークションを使って
寄付された品々を売ったり、


これまでの中古品の安売りのお店という
チャリティーショップのイメージを払拭(ふっしょく)して、
高級感あふれるお店づくりや商品を取りそろえる
などなど……。


イギリスの人々のあいだで培(つちか)われ、
世代をこえて伝えられてきたチャリティー精神、
これからの世代にも受け継がれていくような気がします。


イギリスにチャリティー精神が生きつづけるかぎり、
チャリティーショップも新たなソツのない手段を考案して、
ちゃんとチャリティーがつづけていくにちがいありません。





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