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アントニオイノキ
2009/03/26(Thu)
それは、先日、近くのスーパーへ行ったときのこと。
珍しくレジががらんとしていたので、
ラッキ~♪ と思いながら
ハンドバスケットから買った食料品をとり出し、


持参したレジ袋を準備して、
レジを終えた食料品をつめ込もうと待機していると、
突然、


「あなたの国の言葉がしゃべれたらなあ~」



へっ……!?



英語で声をかけてきたのは、
白髪交じりの天然パーマの頭上がいささか薄めになっている
レジ係りにしては珍しい中年のオジサン、


「あの~。わたし、ジャパニーズですが……」


わたしとしては、
もしかしてチャイニーズだと思ってません?
だとすると、申し訳ないですが、わたしチャイニーズしゃべれません。
と言いたかったわけなのでして、


そしたら、レジのオジサン、
人なつっこそうなまん丸い目を輝かせて、


ってことは、やっぱり、オジサン、
わたしのこと、チャイニーズかもとも思ってたみたいで、
でも、ためしに声をかけてみたら、
おっと、ビンゴのジャパニ~ズ♪ ってな感じで、


そのあと、ちょっと得意そうな笑みをうかべると、


「わたし、ローマで日本の有名人見ましたよ。アントニオイノキ」


あれっ? その最後のところ、アントニオイノキって……?
と思った一瞬に、


「お~っ! アントニオ猪木!」


人目もはばからず大声を発していた
わたしなのでありました。
って、アントニオイノキがアントニオ猪木だったって
わかったからなのでしたが、


とりあえず、


「アントニオ猪木、知ってます。有名ですっ!」


と言うと、


「は~い! アントニオイノキ、とても有名ですねえ~。
プライムミニスター(首相)ですから」




ええっ……!?



「う~ん。プライムミニスター(首相)にはなってないような。
ミニスター(大臣)だと思いますよ」



わたしがイギリスにやってきた当時は、
まだインターネットが発達していなくて、
日本のニュースは今のように
知ることができなかったのでしたが、


たしか、アントニオ猪木が国会議員になった
とか何とかってことはあったような……。
でも、そんなことよりわたしが気になったのは、


「あの~。もしかして、イタリア人ですか?」


と聞くと、陽気な雰囲気に、
そう言えば、容ぼうもいかにもラテン系の
レジ係りのオジサンは、


「はい。わたし、イタリア人です」


「ほほう~」


そのイタリア人のあなたが、
またどうして北イングランドのスーパーでレジ係りなど?
なんてことを聞きたかったのでしたが、
どうも後がつかえてきたようなので、


そそくさと支払いをすませると、
レジのオジサンの懇意な笑顔に送られて
スーパーを後にしたわたしなのでありました。


そうなのかあ。
イギリスでは、アントニオ猪木なんて聞いたことないけれど、
イタリアか、イタリア全土ではなくても、
ローマではアントニオ猪木は有名人なのかあ~。


スーパーから帰る道々、
そんなことを考えていると、
ふと、わたしの脳裏にある疑問が……。


アントニオ猪木はプライムミニスター(首相)ではなく、
ミニスター(大臣)だったって言ってしまったけれど、
はたして、アントニオ猪木は大臣になったことがあるのだろうか?


早速、帰宅後、インターネットで調べてみると、
アントニオ猪木は参議院議員にはなったことがあるけれど、
大臣にはなっていないようですね。


そっか。じゃあ、今度、スーパーへ行って、
あのイタリア人のレジ係りのオジサンに会ったら教えてあげよう。
残念ながら、アントニオイノキはプライムミニスター(首相)どころか、
ミニスター(大臣)にもなってはいなかったと。


でも、燃える闘魂 アントニオ猪木は、
日本人にとっては日本プロレス界の永遠のヒーローだから、
あなたが日本の有名人に会ったことにまちがいはないですからねっ!
と……。





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