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ワーキングイクスペリエンス その1
2009/03/30(Mon)
イギリスの義務教育は16歳まで。
そして、その義務教育終了の1年前に、
「ワーキングイクスペリエンス(working experience)」と呼ばれる
1週間の職場体験をすることになっています。


ワーキングイクスペリエンスをさせてもらう職場は、
僅少ながら学校が準備してくれる枠もあるらしいのですが、
ほとんどの生徒は働かせてくれる職場を
自分で開拓してくることになっています。


とは言え、強制というわけでもなくて、
ワーキングイクスペリエンスをしたくない場合は、
その1週間も、いつもと同じように学校に通い、
自習をすることになっているらしいです。


ユインは、学校で自習をするよりは、
ワーキングイクスペリエンスをしてみたいとは思ったものの、
働かせてくれる会社を自分で開拓するのは億劫だったもので、


将来、警察勤めをするつもりなどまったくないにもかかわらず、
申し込みを全部父親任せにできるという安直な考えから、
イアンの勤める警察で働かせてもらうことにしたのでした。


ユインの学校は、春休みを1週間後にひかえた今週が、
ワーキングイクスペリエンスの週にあたっていて、
今日が、ユインにとってはその初日……。


というわけで、
先週は、ワーキングイクスペリエンスのために、
安物ながらスーツを新調し、


週末には、
軍隊あがりのイアンの指導のもとに、
アイロンかけの修行にも励んだのでありました。

P1060817a.jpg

「こんな感じかな、トーサン?」


「そうじゃない!
縫い目のある方からない方へ
かけていくんだって言ってるだろ」



軍隊では、
毎日のアイロンかけと靴みがきも仕事のうち、
どちらも完璧になるまで上官から
やり直しを命じられるのだとか。

P1060829a.jpg

1枚めはイアンがお手本を示し、
2枚めからユインがアイロンを握ったのでしたが、
ユインも3枚めをかけ終わるころには、
なかなか慣れた手つきになってきました。


「うむ。いいんじゃあないか。
ここはちょっとこうだがな」



「イエーッ!」

P1060831a.jpg

アイロンかけに合格点をもらったあとは、靴みがき。
いつもの週末は、イアンの靴をみがくだけなのでしたが、
ゆうべは、自分の靴もしっかりみがいたユインなのでした。




そして、今朝……。


はじめてのスーツに腕をとおし、慣れないネクタイもしめて、
さあ、いっしょに仕事に出かけようかというとき、
イアンが、


「おい、まだ、ポケットにしつけがついてるぞ」

P1060892a.jpg

「あ、そう。これ取るのか」


そのあと、ジャケットのボタンをかけてみたユイン。
長いネクタイを持てあまし気味につまみながら、


「これ、ジャケットの中に入れるのかなあ。
それとも、出しておくのかなあ~」



って、だいじょうぶなの、ユイ~ン!
と不安げに見送るわたしを残して、
わが家をあとにした父子なのでありました。


さて、今ごろ、イアンのオフィスでは、
いったいどんなことになっているのやら~。





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