スポンサーサイト
--/--/--(--)
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
この記事のURL | スポンサー広告 | ▲ top
国際結婚家庭もいろいろ
2010/10/04(Mon)
久しぶりに本を読んでみようと思って、
読んでみたのは、こんな本……。

寂寥郊野 (講談社文庫)寂寥郊野 (講談社文庫)
(1998/03)
吉目木 晴彦

商品詳細を見る


(なんですけど、以下ネタばれがあります。
というわけで、本を読んでみようと思われる方は、
この先は、本の読後にごらんくださいね)



朝鮮戦争で来日したアメリカ空軍兵士と結婚、
アメリカに渡った日本女性の30年後。

すでに息子2人は独立し、
愛妻家の夫と夫婦2人だけの生活。


夫は退役後に興した事業に失敗し、
老年を迎えた夫婦は
経済的に恵まれているわけではない。


そのせいか、
妻の日常生活のはしばしに、
うつ病ともアルツハイマー病とも
思える兆候が表れはじめる。


妻の身を案じる夫は、
クリスマスに実家に帰省した
長男夫婦と次男とに妻の状況を伝える。


そして、家族全員が
クリスマスイブのディナーを囲んでいる席で、
事件はおこった。


以下、「寂寥郊野」原文の引用。


「どうしたの。何を探しているの?」
 マイケル
(長男)が体を捩じって訊ねる。幸恵(妻)が顔を上げ、何か答えた。リチャード・グリフィス(夫)には、妻の返事が聞き取れなかった。耳に届かなかったのではない。何を言っているのか、理解できなかったのである。続けて幸恵が喋る。マイケルの顔色が変わった。由美子(長男の妻)も呆気に取られる。リチャードは、幸恵が日本語で話しているのだとわかった。


その後の夫と長男との会話。


「私がいる時に、日本語で話をするなと、教えたはずだ。子供の時から、そう言って来たはずだ」
「母さんは、病気なんだよ。普通の状態なら、そんなことしないさ」
「おまえ達、みんなのことを言っているんだよ」
「わかった。もちろん家のルールは守るよ。……」



と、ここまで読み進んで驚いた。


なんと、この国際結婚家庭では、日本語は厳禁なのだ!
なぜなら、日本語をしゃべるのは普通の状態ではないのだから。
病気でもない限り、日本語などしゃべるものではないのだ。


30年も日本人妻と連れ添ったアメリカ人夫にすれば、
日本人妻や息子たち、それから、息子の日本人妻も、
自分ひとりが理解できない日本語でペラペラと話などすれば、
そりゃあ、とことん面白くないことだろう。


が、ほんとうに、国際結婚も千差万別だ。


日本語のわからないイギリス人夫がいるわが家の場合、
英語が苦手な日本人妻は日本語でしか息子と話をしない。
イギリス人夫と息子が英語でペラペラと話しなどしていると、
日本人妻は、そりゃあ、とことん面白くない。


だから、
日本語がわからないイギリス人夫に、
この本の国際結婚家庭の状況を説明し、
今回、はっきりと言いわたしておくことにした。


まったく、わたしが痴呆になって
日本語ばかりしゃべるようになったら、
いったいわたしたち夫婦はどうなるのか。



「いい? だから、それまでには、
絶対、日本語覚えてちょうだいねっ!」











夢実現へ
1日1クリックのご支援をお願いします!
人気ブログランキングへ


もしお急ぎでなかったら、こちらにも……。
ペコリッ!
にほんブログ村 海外生活ブログ イギリス情報へ
にほんブログ村





スポンサーサイト
この記事のURL | おもろい夫婦のひととき | ▲ top
| メイン |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。