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スコットランド、ハイランド地方の名園インバユーガーデン
2011/08/17(Wed)
今年の夏休み休暇の第一弾は、去年に続いて
スコットランドの山岳地帯ハイランド地方の北西部に位置する
ウェスターロス(Wester Ross)に出かけてきました。


イギリス最高峰ベンネビスのお膝元フォートウィリアム、
ハイランド地方の景勝の地グレンコーやスカイ島、
ネッシーでおなじみのネス湖など世界的に知られる
観光地よりさらに北に位置するので、観光客の数は比較的少なめ。


そのウェスターロスにあって常時観光バスが乗りつけているのは、
ハイランド地方随一の名園インバユーガーデン(Inverewe Garden)。
好天に恵まれた今年は、インバユーガーデンの散策を楽しんできました。

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インバユーガーデンが位置する北緯57.8度と言えば、
北海道の北方、樺太島(サハリン)よりさらに北。
何しろ夜には、オーロラが空を舞うこともある北国。


そんな極北の地に、どうして庭を営むことができるのかというと、
メキシコ湾流の北上してくる大西洋岸に面して造園されているのです。


さらに、インバユーガーデンは、
イギリスの庭にはおなじみの石の壁に囲まれた
広大なウォールドガーデンを擁しています。


強固な石塀がスコットランドのハイランド地方に
吹き荒れる強風のシェルターとなり、
夏の時期には、夜の時間になってもまだ空に高い北国の太陽の光を
ふんだんに取り込むことができるのです。

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ウォールドガーデンの中には、
色とりどりの花々のほか、野菜も栽培されています。

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インバユーガーデンの敷地は20ヘクタールに及び、
その敷地内に世界各地から集められた
2,500種あまりに及ぶ植物が育てられています。


造園当初は私有でしたが、
現在は、スコットランドのナショナルトラスト(The National Trust for Scotland
イングランド、ウェールズ及び北アイルランドのナショナルトラストとは別組織)
によって所有、一般公開されています。

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ウォールドガーデンを抜けると、
1952年までの所有者が暮らしていたお屋敷が姿を現しました。

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お屋敷の奥にひかえる森の入り口に、こんな小さな立て札が……。

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立て札の背後に茂っているのは、ガクアジサイ。
そして、さらに小道を進んで行くと、
再び、「Japan」と記された立て札が(次の画像の中央、ちょっと小さいですが)。


どうやら、日本庭園というより、
日本から移植された植物の茂るエリアということのようです。
とは言え、あまり日本的ではない木々の姿もあったのでしたが、
ゆっくりと観察しているどころではなく足を進めねばならない状況に……。

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何しろこんなに鬱そうとした場所には、
スコットランド名物のミッジ(ブヨ)がわんさか出没するのです。
立ち止まって悠長にカメラなど構えていると
とんでもないことになってしまいます。


そこで、とにかく鬱そうとした場所からでなければとあせりつつ、
森の陽だまりに淡いピンクの色合いをそえる花が目を引いたもので、
思わず立ち止まって、パチリ。

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やっと、森の小道を抜けて、海辺に出ました。

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松の木の茂る風景は、どことなく日本の風景とも似通っています。

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ですが、対岸の風景に目を凝らすと、
やはり、日本庭園の苔むした庭石のような岩山のある
スコットランドのハイランド地方独特の風景。


濃い緑の植物は、みんなワラビ。
イギリスではワラビは食べられないせいか。
あちこちでふんだんに見られます。

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再び、ガーデン内の小道へ。
池にうかぶスイレンの花は、只今、準備中。


この池の先で、
庭の手入れをしている庭師の方々の姿を見かけました。
頭からすっぽりと黒いベールのような
ミッジ(ブヨ)よけのネットをかぶっています。


「効果あるんですか?」と聞くと、「それなりには」とのお答え。
かぶっていても中に入ってきてしまうことがあって、
そうなると逆効果ってことは、わたし自身も実体験済であります。


庭の入り口の売店で、同じネットを売っていたのですが、
27ポンド(現在1ポンドは、125円ほど)。

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時には、
あれ、もしかして小人になったのかな?
と思うようなことも……。

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案内板が立っていたので立ち止まってみると、
地球の反対側オーストラリアからもたらされた太古の松なのだそうです。


このあとは、やっと森が開けて、
再び、お屋敷へ。

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時間は、ほぼランチタイム。
朝食は食べないと言われているミッジが、
そろそろ旺盛な食欲を発揮しはじめる時間となります。


そのころになると入園者の数も増えるので、
インバユーガーデンの見学は朝の開園直後がお勧めです。


開園時期や時間の詳細ついては、こちらのサイトをご覧ください。
今回、はじめてインバユーガーデンを訪れてみて、
海外からの観光バスも、毎日、やって来るわけがわかりました。


この庭を見るためにウエスターロスを訪れるほどではないかもしれませんが、
ウエスターロスまで足を伸ばすことがあったら訪れる価値のある庭です。
たとえ、多少、ミッジに食われることがあったとしてもね。






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