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湖水地方、ビアトリクス・ポターゆかりの地を訪ねて その2
2011/10/03(Mon)
ヒルトップ農場を見学したあと、ビアトリクス・ポターの残した絵本の原画が展示されているビアトリクス・ポター・ギャラリーへ直行しました。ヒルトップのあるニアソーリーからビアトリクス・ポター・ギャラリーのあるホークスヘッドの村までは、2マイルほどの距離。こちらのチケットオフィスでチケットを求めると、そのままギャラリーへ入場できました。

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ヒルトップ同様、ビアトリクス・ポター・ギャラリーも込み合う場合は入場人数に制限があるのです。前回と同じく、わたしたちがギャラリーをひと巡りして出てくると、チケットオフィスには長蛇の列ができていました。ですが、ニアソーリーより大きめのホークスヘッドの村には、ギフトショップやカフェ、その他の店があるので、待ち時間を持て余すことはありません。

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ギフトショップの店先には、こんな看板も見受けられます。


ナショナルトラストのギフトショップをのぞいてみたところ、

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前回訪れたときには姿のなかったお土産物が目を引きました。農場経営を手がけたビアトリクス・ポターが愛し、飼育した湖水地方原産の羊ハードウィックシープ(ハードウィックシープについては、こちら)をモチーフにしたお土産物。

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湖水地方の丘で本物に出くわしたときも、ついついカメラのレンズを向けたくなってしまうのですが、お土産物のハードウィックシープにも……。


ついでに、見事なハンギングバスケットで飾れている家々にも……。

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さて、いよいよ、お目当てのビアトリクス・ポター・ギャラリー。チケットオフィスの筋向いにあります。若くしてフィアンセを亡くしたビアトリクス・ポターですが、ウィリアム・ヒーリスという地元の事務弁護士と巡り合い、46歳のときに結婚しました。このギャラリーは、そのヒーリス氏の弁護士事務所だった建物です。

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建物の内部は写真撮影禁止なので写真ではご紹介できませんが、一階は、弁護士事務所として利用されていた当時の様子が再現されており、狭い階段をのぼりつめた二階がギャラリー。展示されている原画は一定の期間をおいて差し替えられるので、訪れるごとに新しい原画が見られます。前回訪れたときには、ピーターラビットシリーズでおなじみの原画が多かったのですが、今回は、その後に出版された絵本の原画が多く展示されていました。


ところで、このギャラリーを訪れて最も印象に残ったのは、壁面のパネルに書かれていたビアトリクス・ポターの手紙文の抜粋でした。


ベッドの中で目覚めると、あらっ? 今、丘の上を歩いていたはずなのにと思うのです。そして、そう思うのと同時に、この年老いた足ではもうあの丘の上を歩くことはできなかったのだということを思い知らされるのです。


正確な文章は記憶していませんが、そんな内容のことが書かれていました。まさに、湖水地方の山や丘はふもとから見あげるだけではその本当に美しい風景をめ目にすることはできないのです。ビアトリクス・ポターがいかに湖水地方の山々や丘の風景を愛し、老いが否応なく彼女の脚を山や丘から遠ざけるまで、いかに足しげく山や丘を歩き回っていたかがうかがい知れます。


ロンドン育ちのお嬢さんだったビアトリクス・ポターが家族の夏の休暇で訪れたことで湖水地方と巡り合いました。そして、ピーターラビットの絵本の成功で土地や農場を購入し、生涯そこで暮らせたことは、彼女にとって何と幸せなことだったのでしょう。けれども、そんな生涯にも悲哀を感じる日々があったのだと感じました。


実は、わたしにも、あれれっ。たった今、湖水地方の丘の上を歩いていたはずなのに、と思って目覚めた経験があります。目を開けると、白い大きな箱の中。そこは、脚の手術が終わって全身麻酔から目覚めた病院の一室だったのでした。ひどくガッカリしながら包帯でがんじがらめの脚に手を伸ばし、また歩けるようになったら湖水地方の山や丘へ歩きに出かけなくっちゃと思いました。


残念ながら湖水地方へ引っ越すほどの財力には恵まれませんが、わたしにはまだもう少し自分の足で湖水地方の山や丘を歩き回ることのできる時間は残されているようです。わたしにとってその貴重な機会を利用して歩いた湖水地方の山々や丘の風景をご紹介したいと思うのですが、その前に、次回は、もう一箇所、今回訪れたビアトリクス・ポターゆかりの地にご案内いたします。






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