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夕日を見にいこう 
2012/06/29(Fri)
一か月のコースを終えて、

女子大生たちが日本に帰ってしまうことを知ると、

彼女たちの出発の朝、

庭師は、わたしたちをベーコンサンドイッチの朝食に招いてくれた。



その朝食の席で、

わたしだけはまだ帰らないことを知るや、

ひとりぽっちになるのを不憫に思って、

今度は、わたしひとりを夕食のチキンカレーに招いてくれた。



そして、

手製のチキンカレーをごちそうしてくれたあと、

冷え込んでくるからと自分のベストをわたしに提供し、

「夕日を見に行こう」

と、わたしを散歩に誘ったのだった。



その後も、

庭師とわたしはふたりだけで散歩をし、

ふたりだけで夕食をとった。



わたしは、庭師の特別になったのだと思っていた。

庭師も、わたしのことを特別だと友人たちに紹介した。



けれども、

庭師の特別と、

わたしの特別の意味の間にはどうやらかなりのへだたりがあった。






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